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次の日 今日は虚無の曜日で授業は一切無かった。 生徒達は思い思いに街に出かけるなり、学園でのんびり過ごすなりして、大切な休日を楽しんでいる。 ギーシュはあまりのショックに部屋の中で寝込みつづけている そして、ルイズは部屋で出かける準備をしていた。 何故ルイズが外に出かけるのかと言うと 「ディアボロ、あんたに剣買ってあげるわよ」 その一言が始まりだった。 ギーシュとの決闘を見ていたルイズ。 素手でゴーレムを倒したのには驚いたが、剣で一刀の元に切り裂いたのも驚いたのだ。 使い魔はご主人様を守るのが仕事。だから剣を買ってやろう……そうルイズは思った。 で、肝心のディアボロだが。 「いらん」 そう短く答えるのみ。 しかし、ルイズが「はいそうですか」などと言う筈も無い。 「ご主人様の言う事は聞きなさい!街に出かけるわよ!」 と言って、強引に連れ出した。 ディアボロ自身もこの世界の街に興味があったので、それ以上断る事も無かったが。 この学園の地形や地理はハミパDISCで確認してバッチリ頭に入っている。 今のディアボロに問題があるとするならば、激しい食い溜めをしたとは言え、往復で6時間の道のりに耐えられるかどうかだけだった。 ルイズとディアボロがトリステイン城下町に向かって行って数分後―――― それを見ていたキュルケはとある生徒の部屋に飛び込んだ。 その部屋の主人――タバサの読んでいた本を強引に取り上げ焦った顔で叫ぶ。 「タバサ!レッツゴーよ!タバサ!」 まずはちゃんとした言葉で喋れと思うタバサ。 「何?」 取り敢えず話しだけは聞いてやろうとする少女。良い子だ。。 辛抱強く、要領の得ないキュルケの説明を聞いてやったタバサ。 『ディアボロとルイズが街に出かけた。』 『ギーシュとの決闘を見物していたキュルケはディアボロの事が気になっている』 『何処に行って何するのか知りたい』 『だけど、今からではタバサの風竜じゃないと追い着けない』 要約すると、以上のような事をキュルケは喋った。 「虚無の曜日」 興味も無いし、折角の読書を邪魔されたので、拒否しようとするタバサ そのままキュルケが取り上げた本を取り返そうとするが。 「それは私も分かってるわ!でもね?今はそんなこと言ってられないの!恋なのよ!恋!」 身を翻してタバサの手を回避しながら喋り続けるキュルケ。 キュルケの二つ名を思い出して溜息を突くタバサ。 このまま不毛な事を続けるよりは、追い駆ける方が良いだろうと判断して。 渋々頷く。 「ありがとう! じゃ、レッツゴーよタバサ!」 タバサにとっては正直迷惑と言うレベルじゃねーぞ!。って感じだが キュルケは親友の自分にしかできない事で頼ってくれるなら悪い気もしない。 そして数秒、寮から広い背中にタバサとキュルケを乗せたドラゴンが飛び出して行った。 一方その頃、ルイズとディアボロの二人はトリステイン城下町に到着していた その中、ブルドンネ街通りを歩いている。 「狭いな」 ディアボロは5mしか幅の無い道を見て正直な感想を述べた。 「狭い?これでも大通りなんだけど…………なんでそんな風に歩くの?」 ディアボロは人にぶつかろうが、物にぶつかろうが、関係無く最短の距離を歩いている。 「歩く人の迷惑じゃない」 「……私の趣味。と言う事にしておけ…」 どんな言い訳なのだろうか、ルイズの頭に疑問符が浮かぶ。 実際は腹減りを抑えるための行動だったのだが。 (クソ……億安のDISCとプリンがあれば良かったが) 「何言ってんの?まあ、いいわ。迷子にならないようにちゃんと付いて来なさいよ?」 通りは活気に満ちていた。 鬱病持ちの人間には耐えられないと思われる程である。 モンスターハウスを思い出して嫌な気分になるディアボロ 彼は全体攻撃DISCを使おうか真剣に考え始めていた。 危険人物と化しているディアボロの前でルイズが振り向きもせずに喋り出す。 「ディアボロ?財布は大丈夫でしょうね?スリには気をつけてよ…魔法を使われたら危ないんだから」 「貴族の中にスリをする奴が居るのか?」 「しっつれいね!メイジの全てが貴族ってわけじゃないのよ!?」 マイノリティーを貴族全般と同列に扱われて怒ったルイズはディアボロに話し始めた。 「……………それで、色々な事情があって貴族から放逐されたメイジが傭兵や犯罪者になるのよ!分かった!?」 喧騒に負けない程のルイズの叫びに、分かった分かったと頷くディアボロ。 「安心しろ、絶対にスリは私から物を盗る事はできん」 自信たっぷりに胸を張るディアボロ。 (大層な自信ね……本当に分かったのかしら?) そして、ルイズに連れられて裏路地に入っていく。 ゴミや汚物が道端に転がっていてかなり汚い。 自分が初めてレクイエムによって死んだ場所を思い出して、ちょっと嫌な気分になるディアボロ。 四辻に出ると、ルイズはきょろきょろと辺りを見回した。 「えっと…秘薬屋の近くにあるはずなんだけど……」 「あれじゃないのか?」 ディアボロが一枚の看板を指差す。 ハミパDISCで周辺の地図が頭に入っている彼にはすぐ分かった。 ルイズとディアボロは扉を開き、店内へ入った。 薄暗い店だった。壁や棚にところ狭しと武具が並べられ、店内を歩き回るのには一苦労する。 奥から出てきた主人は値踏みするようにディアボロとルイズを見た。 「剣を買いに来たんだけど?」 ルイズの言葉と、付けている紐タイ留めの五芒星で貴族の客と理解した親父。 急に愛想が良くなって、両手を揉み始める。 「へへぇ。こりゃ失礼しました、はい。貴族様方が剣を使うとは思ってもいなかったもので」 「使うのは使い魔よ」 「ほぅ、なるほど!こりゃ忘れていました!最近は従者に剣を持たせるのが流行っていましたな!」 変態を見る目付きでディアボロを見る親父。 「こちらの変態の方ですか。お使いになられるのは」 口にまで出している 「そうよ。適当に持って来て頂戴」 しばらく店の奥に引っ込む親父。 幾らか経った後、立派な剣を持ってきた。 「店一番の業物でさぁ!」 確かに見事な剣である。宝石がちりばめられ、刀身の光といい、柄拵えといい、一見しただけではかなり立派な剣だった。 「おいくら?」 「へへぇ、これはかの高名なゲルマニアの錬金魔術師シュペー卿の傑作でしですね。魔法がかかってるから鉄だって一刀両断なんでさあ。」 「私は値段を聞いてるんだけど?」 「ははぁ、これは失礼いたしました!」 芝居じみた動きをしながら親父は値段を述べた 「本来なら値段が付かない程の物ですが……そうですな、エキュー金貨で二千。新金貨なら三千ってところでさ」 「ちょっと高すぎるんじゃないの?それ程の物がこの店にあるとは思えないんだけど」 ごちゃごちゃと二人が話している間。 ディアボロはその剣を手に取って呟いた。 マルトーに攻撃用DISCを預けたままなのでディアボロのアイテム欄には余裕がある。 「……これはエキュー金貨で千枚程なはずだが」 ディアボロはそれが店の中ならば、始めて見たアイテムでも値段を見分ける事が出来るのである。 値段をズバリ言い当てられた親父は焦った。 「お、お、お客さん。ウチの品物にケチをつけるのは止めてくださいや」 「出る所に出ても私は良いんだが?」 「う!……あっ!ちょっとその剣には先約が付いていたのを思い出しやした!別の剣に取り替えます!」 そのまま剣を引っつかむと店の奥に逃げるように走って行く親父。 その親父を憎憎しげに見つめるルイズだが、すぐ顔をディアボロに向けた。 「あんた剣の値段なんか分かるの?」 「ただの勘だ」 「そんなんでよくあんな風に言い切れたわね…」 「お前はあの剣を買う金があったのか?」 「そんな大金持ってるわけないでしょ!?」 「どっちにしても、あの店主を殺れば幾らでも手に入るから問題は無いがな」 「ちょっと!危ない事言わないでちょうだい!」 そんな事をダラダラと喋りながら、陳列してある武器を一つ一つ見ていくルイズとディアボロ。 まあ、ルイズは剣の切れ味など分からないので、ディアボロに付いて何となく眺めているだけだが。 「おい、そこの変態!」 突然男のダミ声が響いた。 ルイズとディアボロが振り返るが、誰もいない。 剣が乱暴に積み上げられているだけだ。 「俺だよ!俺!俺俺!」 声は一本の剣から聞こえた。 どういうファンタジーなのだろうか……剣が喋っている。 「あんたなの?」 「その通りよ!見た所剣探してるようだな? さっきの親父との遣り取り見ておでれーたぜ! あの業突く張りを黙らせるなんてすげぇな!そこでだ!俺を買いな!今すぐ!」 いや、何でそうなると。二人は同時に思った。 「この世界では剣が喋るのか?」 「インテリジェンスソードみたいね」 「ふん?」 等、ルイズと会話しながら、その剣を手に持ってみるディアボロ。 剣を適当に触っているとダミ声で剣がまた叫び始めた。 「このルーンは……スゲーぜこの変態!『使い手』だったのか!?」 「『使い手』?」 「買え買え買え買え!!!!俺を買え!」 二人と一振りの会話を聞きつけたのか、店の奥から店主がやってきて怒声を飛ばした。 「デル公! お客様に変な事言うんじゃねぇ!」 「うっはーうっせー!俺はこの変態に売込み中なんだから黙ってろ! さあ、いいからこのデルフリンガー様を買え!損はさせねーからよ!」 「これを買おう」 ディアボロのその声に剣――デルフリンガーが嬉しそうな悲鳴を上げる。 「ちょ、ちょっと。もっと別の剣にしなさいよディアボロ」 ルイズが止めに入った。 「いや、これで良い」 所々に錆びが浮いていてボロっちい剣だが。 ディアボロは喋る事と手のルーンを知っている事に興味が湧いたので買ってみる事にしたのだ。 デルフリンガーの切れ味の良さなどは如何でも良いのである。 「はぁ。しょうがないわねぇ……これいくら?」 「はっはぁ。本来はエキュー金貨100枚ですが、厄介払い込みでその半分で結構でさぁ!」 財布を取り出してカウンターに金貨を置いたルイズ だが、突然、思いもよらぬ方向から横槍が入ってきた。 「彼にそんなのを持たせるなんて……頭がおかしいんじゃないの?」 「ヘッ?」 と、視線をルイズが向けてみれば、入り口にルイズとタバサの姿が見えた。 何故居るのか?疑問に思う前に、取り敢えずルイズは不倶戴天の仇敵に脊髄で答える。 「ディアボロが選んだんだから関係無いわよ!」 「私ならもっと立派な剣を選んであげるのに……センス無いわねぇ」 「どういう事よ!私だってもっとセンスの良い剣ぐらい幾らでも買ってあげれるわよ!」 そのまま乱闘になりかねないぐらいの口論をするルイズとキュルケ 「私は先に戻るぞ」 デルフリンガーを回収してそのまま店の外に出るディアボロ。 「ウヘヘ。よろしく相棒!名前はなんてんだ?」 「ディアボロだ」 「『使い手』に使われるなんて嬉しいぜ!よろしく頼む変態!」 名前を聞くのは如何でも良かったらしい。 (ボーイⅡマンのDISCさえあれば余計な機能を削除できるのだがな) 一巡後の世界では役に立たないので放置してしまったDISCを思い出しながらディアボロは苦笑いした そのまま迫り来る腹減りに脅えながら一人と一振りは学園に帰って行く。 去ってから数十分後、武器屋の中はエライ事になっていた。 <<前話 目次 次話>>
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「“敵”は排除せねばならない…特にそれが“悪”だったならば…」 「誰を倒すか」 「安価」 ↓■ 59 :名無しさん:2013/08/04(日) 09 52 43 ID wfV9wbvg0キャスター 「どうやって倒そう」 「安価」 ↓■ 61 :名無しさん:2013/08/04(日) 14 51 46 ID wiZ1hAmk0首をはねて体を押さえつけて滅多刺しにして腕と手足を切り落としてリンチ殺人して頭を砕いて体に劇薬をかけてとかしてから海に捨てる。 「首をはねて体を押さえつけて滅多刺しにして腕と手足を切り落としてリンチ殺人して頭を砕いて体に劇薬をかけてとかしてから海に捨てる」 キャスター「安価は絶対」の法則により首をはねられた。 「さて…死、死んでる!」 キャスターだったものは「安価は絶対」の法則により「体に劇薬をかけてとかされ、海に捨てられた」 【キャスター 死亡確認】 【ディアボロ@ジャイロ「最強のスタンド“キング・クリムゾン”を手に入れたぞ」】 【状態】健康、たぶん黄金の精神 【装備】 【道具】基本支給品、不明支給品3つ 【思考】基本:安価
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【ゲーム】ディアボロの大冒険(PC) 【作者名】フミフミ 【完成度】更新停滞中 (08/02/21~08/04/02) 【動画数】 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/5237209 【備考】
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レクイエムの大迷宮クリア後、ホテルに現れる露伴に話しかけると入れるようになるダンジョン。 装備DISC、記憶DISC、ヤバイものが未識別。 ドーピングも不可能(1部本・2部本・カエル・ピッツァ・子羊・康一などでドーピングしても、入った瞬間に初期値となる)。 持ち込めるのは今までの自分の経験だけ。 「ディアボロの試練」の名に恥じないダンジョン。 決して運頼みと思うことなかれ、立ち回りを洗練し、装備強化をしっかり行うことが重要。 不運すらも味方に付ける、それが帝王。 ハイプリエステスは15~18Fで登場するが、 店では1~18Fまで登場するので注意。 またベイビィフェイスは25~35Fまで登場し、 店では19F~98Fまでとなっている。 フロアごとの背景はランダム。 たまに視界が明るいフロアが出ることがある。 20FにディアボロのDISCが必ず落ちている。 一度クリアすると、99Fに☆付の装備DISCが必ず落ちているようになる。 ダンジョン仕様 出現条件 レクイエムの大迷宮クリア 階層 99F 道具持ち込み × 通常モンスターハウス ○ 特殊モンスターハウス ○ 特殊フロア ○ ラクガキの罠 ○ オエコモバの罠 ○ 黒い絵の罠 ○ 敵キャラクター分布 1F ヤク中のゴロツキ 小汚い浮浪者 ジョセフ(4部) エコーズの卵 2F ドノヴァン ヌケサク 3F,4F タワー・オブ・グレー ブルりん エンポリオ 5F エコーズACT1 ワンチェン 6F 運命の車輪 ラバーソール 涙目のルカ 7F エコーズACT2 エボニーデビルの人形 ダイアーさん ジャック・ザ・リパー ハイウェイスター 8F ハーヴェスト 9F デス・13 10F ディオ・ブランドー ラバーズ リキエル 11F ジョリーン ペイジプラントジョーンズボーンナム 12F ジョセフ マンハッタントランスファー メローネ 13,14F ジョナサン F・F ドゥービー エルメェス 15F オインゴ ジャッジメント ハイプリエステス 16F アクア・ネックレス エコーズACT3 シュトロハイム グェス 17F ジョルノ 18F 吉良の親父 ゲブ神 億泰 ミドラー 19F エアロスミス 20F シアーハートアタック 仗助 ホル・ホース ワイアードのベック 21~23F 24F オインゴ グリーン・ディ 由花子 シーザー リゾット 牛飼いのチャカ(床屋のカーン) アレッシー ブラフォード 25~26F ノトーリアスBIG ベイビィフェイス 27F ストレイツォ チョコラータ 28F フーゴ ケンゾー 29F 虹村形兆 タルカス ホルマジオ 30F 31~32F アヴドゥルさん 康一 ブラック・サバス プロシュート兄貴 セッコ プッチ神父 33F レッドホットチリペッパー 34F 若ジョセフ ブチャラティ 35~36F ペットショップ 37F ラング・ラングラー 38~39F 吉良吉影 ナランチャ 40~46F ハーヴェスト シアーハートアタック DIO ジョセフ(3部) 禁煙中ホル・ホース 47~48F アヴドゥルさん ウエストウッド看守 花京院 ピアスを開けたジョリーン トリッシュ ブラック・サバス ポルナレフ 49~53F イルーゾォ 54~56F アナスイ ウェザー マライア 川尻浩作 サンタナ ワンチェン ジャック・ザ・リパー ドゥービー ワイアードのベック 床屋のカーン(2013/12/1ver~) 57~59F ブラック・サバス 60~66F 康一act2!! プッツン由花子 ブチ切れた仗助 ブチ切れた億泰 承太郎(4部) 虫喰い 虫喰いでない 67~72F シュトロハイム シーザー 若ジョセフ リサリサ ワムウ エシディシ カーズ 73~74F サーレー 75~79F マンハッタントランファー リゾット 禁煙中ホル・ホース スポーツマックス C-MOON ミスタ 80~83F マックイィーン ヴァニラ・アイス 退院した花京院 アヌビスポルナレフ ストレイ・キャット 成長した吉良 ギアッチョ 84~86F 87~89F 記憶が戻ったウェザー 90~98F 虫喰い エンポリオ(酸素) クリーム 最高にハイなDIO 承太郎(3部) ザ・ニュー神父 究極カーズ サーレー 昇り調子の大柳賢 99F アナスイ お母さんヤギ ウンガロ(主) 敵対策(新登場の敵のみ紹介) + ... ホテルの外、レクイエムの大迷宮に出てこない敵を紹介。新版からの追加敵、追加行動は青色で示す。 敵のページ冒頭にある各部の敵詳細ページも参照。 1部・2部・3部の敵 4部・5部の敵 6部の敵 ドノヴァン やたらと攻撃をかわしてくる、運が悪いと5~6回連続で避けられまくって死ぬことも能力自体は小汚い浮浪者より少し高いくらいなのでレベルさえ上がれば楽勝、レベル3あれば一撃で沈められる一階には出現しなくなった ダイアーさん 波紋で痺れさせられることがあり、倒した後に出現する首も厄介防御面は脆いので射撃を交えて戦おうアイテムの上で倒せば首は残さず済む ディオ・ブランドー ジョリーン並の高火力に加えカウンターで氷漬けにしてくることがある。残りHPに注意して戦いたいカウンターは鈍足や凍結では防げないので注意(睡眠なら防げる) リキエル 範囲射程3マスのロッズ攻撃で盲目にしてくる盲目にされると事故の可能性が一気に高まる体力や防御力は低いので倒すのは簡単、射撃などを駆使して早めに倒してしまおう ジョナサン 波紋攻撃に必中の2マス先攻撃、攻撃力も高いという強敵波紋状態や2マス先攻撃なら痺れることはない ミドラー 手持ちのアイテムをハイプリエステスに変えてくる(二回まで)。ハイプリエステス化の射程は直線射撃型で、間に居る他の敵や味方を無視する。ディアボロの周囲1マスに空きが無い場合、アイテムのみ破壊されてハイプリエステスは出現しない。残り回数はキッスのシール等で増えた場合は新規個体もまた2回まで行ってくる。ホルマジオの瓶に一度でも閉じ込められた個体はハイプリエステス化の残り回数を全て失う。ハイプリ化されたアイテムの処理は破壊に近く、ヤバいものの中身は周囲にぶちまけられる。対策可能なDISC等は現状存在せず、出来る対策はアイテムを事前に床置きしておくこと程度。 ナランチャ 同じ画面内にいると無差別掃射を行う。リトルフィートのDISCでダメージを軽減できるが、これがないなら諦めるしかない。やられる前にやれ 禁煙中ホル・ホース 通常のホル・ホースと能力はほぼ同じだがエンペラーの射撃ダメージが30と大幅に上昇しているマンガの予言でさらに威力が上昇することが多く、特に3倍ダメージの威力は反則レベルクラフトワークがないとかなりの脅威、回復アイテムをケチらないこと。こちらが鈍足状態だったりすると目も当てられないあくまで体感だが、マンガの予言は2倍ダメージが出やすい様子 ウエストウッド看守 同階層の敵の中で最もタフ。掴まれた後の隕石50ダメージが特に痛い後ろにピアスを開けたジョリーンがいる状態で掴まれたら積みかねない。周りの状況にも注意しよう 花京院 レクイエムの大迷宮に出られなかった遠距離攻撃系やや火力が高いが、大して強くはないたまにラバーソールが化けていることがある ピアスを開けたジョリーン 旧版での普通のジョリーンに代わって登場。基本性能がアップしている味方の回復に加え、自己回復まで行う(回数は10回)。ほぼ全回復なので、殴り合いをすると泥仕合状態異常にして倒すべき トリッシュ ステータスは低いが、運が悪いと跳ね返されてばっかりでいつまでたっても倒せない凍っていても封印しても眠っていても跳ね返される時は跳ね返される射撃攻撃なら跳ね返されない ポルナレフ 2回攻撃。防御力が低い時ほど手強い ポルナレフさん ポルナレフにグレイトフルデッド発動orボールブレイカー能力装備時の投擲で変化ステータスが下がる上に不規則移動+鈍足で倒しやすくなるが、2回攻撃は健在なので甘く見ないように イルーゾォ 接近すると鏡の世界でDISCの発動を封じてくるが、あまり強くは無い。 アナスイ とにかくヤバイもの破壊が危険、1ターンの行動すら許してはいけないディアボロとアナスイが壁に隣接しているとダイバーダウンで壁を通して攻撃してくるので奇襲に注意壁に張り付いておいてダイバーダウンで攻撃させ、遠距離攻撃で仕留めればヤバイもの破壊はまぬがれる。床置きかスパイスガール防御合成でも防げる ウェザー 射撃を無効化するアヌビス神を装備すればどんな射撃も投擲も効くようになるこいつ自体は少々硬いだけで大した敵ではない マライア 逃げ回る上にバステト女神の罠を配置し、遠距離攻撃もしてくる。素の攻撃力や防御力は低いのでそう強くはない、罠にだけは注意すること 川尻浩作 隣接すると所持金の半額を盗んで距離をとるが、倒せば取り返せる金を盗まれる前に倒せばミキタカのカバンがドロップ品となるが落としにくい攻撃力は同階層の敵の中で最も高いが、HPや防御力はあまり高くない所持アイテムや落ちているアイテムも爆弾化しないので吉良吉影よりも対処しやすい最新Verでは盗みに加え髪の毛爆弾化(爆発カウント1をつけられる)を行なうことがあるので油断できない サンタナ 同じ部屋に吸血鬼がいると優先的に狩りに行く同階層の弱い吸血鬼(ワンチェン、ドゥービーなど)は全てコイツのエサになるために登場している。レベルアップした後の攻撃力には注意HPや防御力も高めなので倒すのに手間取りやすいカウンターの憎き肉片も1ターンごとに8~10ダメージと相当痛いのでHPに注意 床屋のカーン サンタナ階に登場。基本性能が底上げされている攻撃力が川尻浩作並に高く、痛恨持ち。しかも殴るたびに攻撃力が上昇する特殊行動はないので冷静に対応したい 康一act2!! 仲間を呼ばれる前に接近して倒そう。HPは低い プッツン由花子 呪い攻撃は厄介なのでACT2を装備。プッチ神父のDISCも用意しておこう直線射撃で混乱させられた時は射撃で ブチ切れた仗助 2回攻撃なうえ、硬い面倒な敵コイツらと互角にやり合えるようになったら積極的に泥棒しても良い通常の仗助とは違い回復行動はしない ブチ切れた億泰 仗助よりもタフな上、痛恨を食らうと痛い。深層ではこの二人より強い敵が出てくるので店があったら泥棒してコイツらしか発生しなくしたほうが楽だったりする 承太郎(4部) DIOと同じく時を止めるが、2ターンしか止めないのでそう脅威ではない。むしろときのがくぼうを落とすので積極的に狩りたい相手 虫食い 試練最大の脅威。マンハッタン・チリペッパー・ピストルズ射撃・ドッピオ巡回などが有効耐久力は紙なので積極的に射殺しよう同じ部屋で射線が合わない時はピストルズやエンペラーで対処 虫食いでない 虫食いと違い移動しないため対処しやすいが、配置位置によっては厄介。ピストルズがあれば楽 リサリサ 通常の波紋に加えカウンターでも波紋を流してくる。能力装備のハーミットパープルで対応したい ワムウ 透明で出ることもあり、攻撃力も高い。目潰しでレベルが上がると100ダメージ以上平気で与えてくることもあり、そうなるとかなり危険目潰しすると盲目になるので正面に立たないようにすれば安全 エシディシ アヴドゥルさん同様に消し炭化するうえ、エボニーデビルの人形同様に倒した後脳まで出現するという嫌な相手HPが高いのでハミパが有っても一撃は厳しい。混乱、鈍足あたりで対応したい カーズ 2回攻撃で1回1回の攻撃も強い。ラバーズなどが有効赤石付き石仮面を持っていると奪って究極カーズになってしまうので、持っている場合は床置きしておくこと サーレー 防御力がシアーハートアタック並に高く、射撃と投擲のダメージを1にする厄介な相手HPや攻撃力も高めなので、かなりの攻撃力がないと押し負ける隣接すると固定され、固定されている間は1マス距離をとるため攻撃できなくなるセックスピストルズを5発当てると即死するが、活用できる機会はあまりない スポーツマックス 常時透明状態で行動し、同じく透明な敵を呼び出す難敵透明敵は種類の判別が難しくかなり危険。召喚されたらデス·13などをさっさと使ってしまおう本体の攻撃力も高いのでHPには注意 C-MOON 特殊攻撃でHPの数値を逆転(自分のHPの減少分がHPになる)。HP最大だと1にされるHPを1にさせられた直後にミスタや透明敵から攻撃を食らう可能性があるため注意、遠距離から射殺するのが基本HPが高い状態で接近を許したらエコーズACT1やヘブンズドアーで特技を封じるストーンフリーを能力に装備すると、反転を防げるHPを半分程度に調節すれば、裏返されても安全。ただしそれでもミスタやホルホースが怖い ミスタ ディアボロ版アークドラゴンフロア内ならどこからでも射撃攻撃してくる。クラフトワーク、鉄球使用、ウェザー系も活用したいスタプラがあれば必ず発動し、なければ回復をケチらないように複数目覚めていると何も出来ずに削られて超キケン マックイィーン 大ダメージを反射されると死ねる。全体攻撃の際は特に注意一撃で倒せば反射されないので、攻撃力を上げておくか自滅ダメージでHPが減ったとこを狙うべし ヴァニラ・アイス HPがかなり高い攻撃を受けるとクリームに戻るが、この時はターンを消費せず攻撃してくるので特に注意 退院した花京院 強くなった花京院だが、2回攻撃のギアッチョ・アヌポルより攻撃力が低い同じ階層の敵の中では最も対応しやすい敵だろうただし、最新バージョンでは隣接すると半径20mエメラルドスプラッシュにより固定80ダメージを与えてくる(回数は無制限)ので一転して厄介な敵となる。半径20mエメラルドスプラッシュは射撃扱いなのでクラフトワークやウェザーリポートの能力があると楽になる アヌビスポルナレフ 2回攻撃に加え攻撃力UP。キツいなら射撃等でHPを削っておきたい ストレイ・キャット 単体ならあまり問題はないが、成長した吉良が部屋内にいると空気弾が着弾点火弾になりかなりヤバいステータスは低く、移動もしないので落ち着いて対応しよう 成長した吉良 HPが10以下になるとバイツァ・ダストを発動してワープ+レベルアップ、同時にディアボロに爆発カウント3をつけてくる第3の爆弾を使われるとウザいことこの上無い。鈍足状態にすれば防げるのでミラーを発動して鈍足にして戦いたい。部屋で戦うと猫草や親父を呼んでくるので通路で戦うこと川尻浩作と違い、アイテムを爆弾化する能力が復活しているので所持品の白アイテムや落ちている白アイテムに注意 ギアッチョ 試練80F台の強敵倍速行動に加え、冷凍の状態異常を使うアイテムの投擲および射撃用スタンド無効化、しかもシアーハートアタック並に硬く攻撃力が低いと普通に殴っても一桁ダメージしか入らない。HPも高め冷凍攻撃はホルス神のDISCを装備すれば防御できる。ギアッチョ対策に深層まで温存しておくのが吉ヘブンズドアーだけは効くので封印するのも手 記憶が戻ったウェザー 通常のウェザーと同じく射撃無効で攻撃力も高いが、防御面はたいしたことないので倒しやすいカタツムリを呼ばれないよう通路で戦おう血の槍の罠のダメージは20くらいなのでそれほど恐ることはない 酸素エンポリオ 攻撃力は高いが紙耐久。全体攻撃の威力はフーゴと同じなので大して痛くない。簡単に倒せるはず クリーム 前後左右斜め、いずれかの方向へ一直線にガオンしながら移動する出現した場所にある罠やアイテムまで消してしまう。基本的にクリームは視界範囲内にワープしてくる為、自分の足元を除く周辺に大事なアイテムを置かないように移動中にダメージを受けるとたまに姿を現し「このド畜生がッ」と本体が現れて反撃してくる。序盤でラクガキの罠を踏んで出てきたクリームを不用意に殴るとキレたヴァニラ・アイスに蹴り殺されるのがオチとにかく穴が空いた場所から前後左右斜めの直線上に移動しないことを心がけよう射撃やアイテム投擲を無効化するが、罠は踏んでくれる 最高にハイなDIO 5ターンも止めるのは脅威。特に一発食らっただけでやられるような防御だと対応しにくい攻撃力自体は90階台の敵の中では低め 承太郎(3部) 攻撃力が高く高確率で痛恨の一撃を繰り出す。まともに戦うのは避けたい直線上にいるとイギーを投げて混乱状態にしてくる ザ・ニュー神父 倍速に加え2回攻撃を行う速いうえに大ダメージ系が乗らないためやたらと硬いまともに殴り合うと相当キツいので鈍足にしたりするなど状態異常にしたいヘブンズドアーをかけると一気に弱体化する 究極カーズ 特に要警戒の相手。倍速で壁の中をすり抜け、一直線にこちらに向かってくる攻撃されると波紋で痺れることがある。2回攻撃なので、痺れる確率も2倍一本道で遭遇し、ディアボロの斜め後ろをついてくる状態だと非常に辛い(逃げても追いかけてくる 攻撃してくる)。壁内への攻撃手段が無い場合は、緊急回避用に聖人の脊椎やペットショップのDISCを温存しておくことラバーズ、ヘブンズドアー、銭投げなどが有効。防御力が40あれば殴り合いも可能 昇り調子の大柳賢 DISCの修正値を吸い取る嫌な相手、しかもヘブンズドアー無効能力自体は同階層の敵の中では低いほうなので射撃で削りつつ一撃で仕留めたい お母さんヤギ 99階でのみ出現。付かず離れず距離をとる。等速だが攻撃力が最強クラス。盲目や混乱でウンガロを攻撃させてもいい。 階層別攻略 1-2F 旧Verでは1Fからドノヴァンが出現する。Lv1で相手をするのは厳しく、開幕で二体もいたらどうしようもないので諦めよう。 ハートが緑色に塗り潰されている卵はACT1入りだということはさすがに知っているはず、避けた方が無難。倒して稼ぐ事もできるがACT2に成長するリスクもある。 店があっても商品の確認は慎重に。装備なし低Lvではハイプリに殴られて即死の危険がある。裸で最大23ダメージほど受ける。 lv3だと一発耐える事が出来るが運が悪いとLv3でも死ぬ危険性はある とはいえ、この辺りの階層ならどうせ死んでもすぐにやり直せるのであまり気にしなくてもいい。 3-5F 3Fから早くもブルりんが登場する。装備なしLv3で殴り合うのは苦しいので3階前にLv4まで上げておくと安心。 ちなみにボインゴで予約していない場合、自然にモンスターハウスが出るのは4階から。 いわゆる低層特殊MHへの対抗策(あるいは覚悟)は3階の階段を降りるまでに考えておいた方がいいかも。 6-9F 6Fでラバーソール、運命の車輪、涙目のルカ、7Fからジャック・ザ・リパー、ダイアーさん、エボニーデビルの人形、ハイウェイスターが一斉に出現し、敵が一気に強くなる。 このあたりまでにまともな装備が出ないとルカと殴りあうのも厳しい。中でもエボニーデビルでLvの上がったジャックは危険。 8Fからハーヴェストも登場するが食料的に難しい段階。あくまでも余裕がある場合のみ稼ごう。 10-15F 10Fからリキエル登場。盲目にされると不慮の事故が怖いので見かけ次第射殺するのが無難。 同じく10Fから登場するディオ・ブランドーはカウンターの凍結に要警戒。ダイアーさんの後を追わないように。 12Fのメローネは同階層にジョリーン、FF、エルメェスとレクイエムの大迷宮よりベイビィフェイスを作りやすい環境となっている。 13Fから出てくるジョナサンは必中2マス攻撃持ち、しかも直接攻撃に波紋付きと非常に強いので、あるならばハーミットパープルを能力装備してビリっとくるのを防ごう。 通路でも2マス攻撃のズームパンチで奇襲を受けることがあるのでHPは高めをキープすること。 ジョナサン以外にも攻撃力のあるドゥービーが危険。 16-19F 15、16Fはエルメェスとハイプリエステスが同時登場するので増殖稼ぎが狙える。 通常、エルメェスは3枚までしかシールを貼らないが、ホルマジオのビンに入れて出すと回数がリセットされる。 ビンが拾えていれば積極的にエルメェスを閉じ込めよう。 17Fからはジョルノに注意。ただし食糧不足ならばいらないアイテムで蛙を作らせることも視野に入れるといい。 18Fから登場するミドラーはアヴドゥルさんや虫喰い並か、場合によってはそれ以上に面倒な敵となる。 開幕に大事なアイテムを床置きするしか対処法がないので、必要最小限の(破壊されてもいい)アイテムを抱えてフロアを周回するか、チリペ・マントラ発動などを駆使して立ち回る必要がある(落とし穴に落ちたら考えるのをやめよう)。床置きしてる最中も同じ部屋にいると視覚外からハイプリ化してくるので注意。また同フロアに吉良の親父もいるため、アイテムをほぼ持たない状態でモンスターハウスに突っ込むと詰みかねないので、部屋に入る時は細心の注意が必要。 ここまでにスカイ・ハイやエコーズACT1のDISCを蓄えておき、ジョルノと共に状態異常にして仕留めるのがベネ。もしチューブラーベルズのDISCを拾えていたら、発動効果を積極的にミドラーに使おう。隣接しなければならないので起きている場合は1度状態異常にする必要があるが、フロア内のミドラーの場所のみ感知できるので、アイテムの大幅な節約になる。 なお十分な防御力さえあれば、ゴミアイテムだけをハイプリ化させることでアイテム稼ぎも出来る。ただし1度ホルマジオのビンに入れると、そのミドラーはハイプリ化はしてこない。 ミドラー・ジョルノ共に稼ぎ目的でないなら行動させる事自体が危険だが、微妙に耐久が高めなのでこの時点では一撃で倒せないことが多い。 幸いHPはさほどでも無いので、突破する事だけを考えるのであれば盲目等での特殊能力封じやエニグマの紙の空きと相談しつつ銭投げも視野に。 モンスターハウスを対処したいのであれば、平時以上にサーフィス人形も使いどころ。 無対策で突っ込んだら終わるまでに何度ハイプリエステス化を受けるかわかったものではない。 20-23F 依然としてミドラーが出現するので、その対策は必要。 シアーハートアタックはコッチヲミロ状態にしてからハンドに付け替えて殴る、ドヒュウの罠を踏んでぶつかる、などでアイテムを使わなくても倒せる。 アイテムドロップ率は極低で経験値も少なめなので、装備に余裕があるなら爆破してしまうのもいい。 全部にACT2を撃つのは勿体ないので節約できるところで上手に節約していきたい。 仗助とのコンビは凶悪なので位置関係を調節して仗助から倒すこと。 ホル・ホースは相変わらずウザいが、下手に追い回すと罠で一気に窮地に陥る可能性がある。こちらから距離をとって接近させるか、ラバーズのDISCで自滅を狙う等が有効。 24-30F リゾットや牛飼いのチャカなど、ここら辺から難敵が増えてくる。死が見える状況になる前に、アイテムは早めの使用を。 中でもMHでのリゾット複数体には厳重注意。多いと1ターンに3割~半分ほど持って行かれる事も珍しくない。 ゾンビ馬や波紋のツボのキープは勿論のこと、回復が追いつかない場合用にワープ系もあると良い。 また25Fからのベイビィフェイスは結構攻撃力が高いのでアイテムに近づく前には必ずHPの確認を。 チョコラータ(27~30F)、虹村形兆(29~30F)と召還敵が多く、フーゴ(28~33F)のレベルが上がりまくる危険があるので注意。 31-39F ブ男ことアヴドゥルさんが登場 。特殊攻撃はイエテン発動かマジ赤能力装備で防げるが、マジ赤はそうそう拾えるようなものでもなく、イエテンはまず修正値が持たない。 上記の二つがあるなら活用していきたいが、ないなら銭を投げながら通路を進んだり、チリペ・マントラ発動などでできるだけ消し炭を避けよう。 隣接されてしまったら死んだことを後悔する時間をも与えないように仕留めること。1ターンの行動も許してはいけない。アイテムをケチって紙や骨が消し炭にされたらシャレにならない。 また、精神力やHPを削るプロシュート兄貴も全域に出現するため対策がないとかなり危険。 レッドホットチリペッパーやブチャラティなど強敵が多く、前述のブ男と兄貴のせいで旨みが少ない階層なので修正値が高いならさっさと降りてしまうのもベネ。 31F-33Fのブラック・サバスに余計な能力をつけられると後で合成に響く。たまにドロップする聖なる弓矢は是非とも欲しいが、倒す際は1ターンも与えないこと。 40-46F 2度目のハーヴェスト階にして、試練最大の稼ぎ階層。今後はいやらしい敵ばかりなのでできるだけ粘りたい。 このフロア以降、数フロアおきに敵が一新されるようになる。 ここではDIO、吉良吉影、プッチ神父、禁煙中ホル・ホース、シアーハートアタックと厄介な敵が多いが、シアーハートアタック以外はアイテム所持率や経験値が高めなので稼ぎたい。 部屋に入るなりDIOが寝ジョセフ殴る→ハイなDIO化して時止め→無駄無駄再起不能の即死コンボが怖い。 対策としては入口ピストルズ、マントラ発動、Jガイルやエンプレスや神砂で起こす、など。 クラフトやウェザー能力がない場合、禁煙中ホル・ホースの範囲射撃ダメージが馬鹿にならない。ラバーズで早めに対処したい。2倍、3倍の予言を出されたらHPを確認すること。 十分な攻撃力があるとシアーハートアタックは普通に殴っても2か3ダメージが通るので、ACT2を使わずとも処理可能。 47-53F アヴドゥルさんとブラックサバスが再登場 。40~46Fで溜め込んだ射撃やアイテムをフル活用しよう。 このあたりから、レクイエムで見られなかった顔ぶれが出現するようになる。 ウエストウッド看守もなかなか厄介。特に掴まれた状態で看守の後ろにジョリーンがいるという状況になると詰みかねないので注意。 2回攻撃のポルナレフ、操作を反転させるイルーゾォにも注意。反転させられたら落ち着いて一歩ずつ進もう。 新規追加されたピアスを開けたジョリーンは体力が53あり自己回復で50回復する。殴りだけでは泥仕合になりかねないので、状態異常にして倒すと良い。 54-59F 壺破壊のアナスイが出現。ヤバイものだけを狙って破壊してくるので、 骨があってスパイスガール能力が防御にないなら、アナスイ対策で床置きするといい。 その際、落とし穴に落ちないためにタワーオブグレーは装備すること。 サンタナの憎き肉片はイエテンのほか、ダイバーダウン、クラッシュなどの障害物を中継した攻撃でもくっつかない。 また、同じ階層に出てくるワンチェンやドゥービーといった吸血鬼を優先的に倒してレベルを上げていく。高Lvサンタナは非常に攻撃力が高いため、ラバーズや爆弾で処理しよう。 川尻浩作は所持金を盗まれる前に倒せばミキタカのカバンをドロップするおいしい敵だが、ドロップ率は高いわけではない。アイテムを使いすぎないように。 旧Verで聖なる弓矢があるなら川尻浩作に金を盗ませて成長した吉良にし、銭投げ用の大金を確保しておくとボス対策になる。 60-66F 4部階。試練最大の脅威ともいえる虫喰いが出てくる。マントラチリペなど感知アイテムを発動した上で即降りを強く推奨。 対策もないまま下手に欲を出して稼ごうとするとどんどん溶かされて10近く防御値が減ることもありうる。 倍速敵が2種もいるので通路を走ると追いつかれて先制されることもしばしば。できれば歩こう。 あまり長居はしたくないが、承太郎(4部)はそう強くないのでできるだけ狩ってときのがくぼう(5ターン時を止められる)を入手しておきたい。 67-74F 2部階。波紋効果の恩恵がとても大きいのであれば積極的に使おう。ハーミットパープルが真価を発揮するフロア。 エシディシは所持アイテムに加え、部屋内の床にあるアイテムも焼いてくるのが厄介。 MHでダラダラ戦っていると中のアイテムをどんどん炭にされてしまうので注意。 長引きそうなら通路におびき出して戦おう。 目潰しでレベルを上げてくるワムウや2回攻撃のカーズ、カウンターで波紋を流すリサリサにも注意が必要。 73Fから出てくるサーレーは防御が非常に高い。無理そうなら状態異常にして対処。 75-79F 射撃+透明敵ゾーン。ウェザー二種やクラフトワークがないなら即降り推奨。 ミスタ、禁煙中ホルホース、リゾットなど、固定ダメージ攻撃をお構いなしにしてくる敵ばかり。スポーツマックスの奇襲も怖い。 ミスタはフロア中どこからでも撃ってくるためフロアの構造によっては悲惨な事になる。防御にクラフトやウェザーを合成しておこう。 スポーツマックスに仲間を呼ばれるとかなり面倒なことになる。持ってるならデス13などをケチらず使いたい。 最も危険なのはC-MOONで、HPを"反転"(残りHPと受ダメージ分を)させる能力を持つ。HPが満タンの時に反転を食らうとHPが1になってしまい、そこに射撃や透明敵の攻撃を食らうとなすすべもなく死ぬ。そこそこタフなのもウザい点。 出会い頭にC-MOONの裏返しでHP1に→ミスタのピストルズ、禁煙中ホル・ホースのエンペラーで即死がいつでもありうる。 C-MOONかストーンフリーがあるなら反転を防げるので装備しておこう。ないならチリペやマントラを使いつつさっさと降りた方がいい。 ミスタの陰に隠れがちだが、禁煙中ホル・ホースも火力が高い。特に3倍ダメージの予言が出たら撃たせないようにしたい。 固定ダメージ敵が非常に多いので防御が高くても波紋のツボなどの全回復アイテムは何回分か取っておきたい。 80-89F 80F以降の敵は非常に強いため、即降りしても構わない。 あるならばギアッチョ対策にホルス神装備は絶対。イエテン発動やホワルバ、マジ赤能力装備もいい。 倍速なので殴る→凍らせる、で動けないままハメが成立する。数ターン続くとかなり危険。 成長した吉良はHPを10以下に減らすとレベルアップして逃げられるので鈍足にして倒す。残りHPを計算してお金で倒しきるのもアリ。 対策がなくどうしても殴りあうとバイツァさせてしまう場合は無視して降りてしまおう。 ここでまともに戦えないなら物資を食いつぶしてでも降りて行った方がいいかも。 90-98F 敵が非常に強い。ここのみ背景色が固定になっている。 倍速敵が多く究極カーズやクリームもいる為、マントラは発動しておきたい。 防御50程度あれば殴り合いも可能だが、敵のHPが軒並み高く時間がかかる。 修正値を奪ってくる敵も2種いるのでいちいち付き合わずさっさと降りた方がいいだろう。 自由人の狂想曲(99F) 最下層にしてボス階。逃げ回りながら召喚するウンガロの倒し方は色々あるが 1.「部屋内全ての敵の動きを(一時的でも)止められる」アイテムを使って接近しタコ殴り 2.強力な全体発動をひたすら連発し続け召喚敵もろともに削り殺す 主にこのどちらかになるので、プロシュート兄貴のディスクは是が非でも1枚持ち込みたい。 1の場合は召喚敵に横槍を入れられないように工夫すると手早く済む。 具体的にはハンドで掘った壁穴にマンミラで入れ替わってウンガロを入れてそこで殴る、 あるいはGEの花と地形で囲んで周りから殴られないようにする、など。 2の場合はウンガロのHPが500という事を覚えておくこと。プロシュート+ヘイズでも5~7発必要になる。 どちらにしろ、初手で全体攻撃を発動してお母さんヤギを始末しておきたい。 究極カーズ、ニュー神父、承太郎辺りが入ったホルマジオのビンをウンガロに投げつけ、殴ってもらうのも手。 同士討ちダメージが大きく、上手くいけばそのまま倒せる。周りのお母さんヤギをサバイバーやACT1で混乱させてウンガロを殴らせるのも良い。 大まかな攻略 基本 最重要アイテムは「エニグマの紙」「防御DISC」「回復アイテム」の3つ。加えてピッツァなどの食糧もしっかりキープしておかないと危険。 常に階層の構造を意識・想定して動くこと。それが出来ず無駄な動きが多いと餓死の危険がある。 特にエコーズACT2が出る階層では食糧の床置き推奨(落とし穴対策のタワーオブグレーは忘れずに)。 店ではハイプリエステスがいることを前提に、事前に対策を整えておく。すっぴんだと23-25ダメージ食らう。 店にランドセルがあったら拾っといて、ハイプリに1発打って仕留めるのもあり(置いて出れば100Gで経験値とアイテム手に入ってウマー)。 他に、ラバーズやマンミラの罠を「先に」しかけておく、ACT2を準備する、などがある。 また、買い物できなくても装備DISCの装備識別、記憶DISC、ヤバいものの買値・売値の確認は必ず行う。 ただし装備DISCの識別は値段が700、1000、1250、1500、1800だと固定呪いの可能性があるので避けたほうが無難。 モンスターハウス対策のDISC(部屋全体へのダメージや効果を持つDISC)を常に確保しておく。 装備 とにかく防御の修正値が重要 。コミックスの8-9割程度は突っ込みたい。能力は一切上げなくても構わないが、攻撃は12-14程度は欲しい。複数巻対応で手に入りやすいハーミットパープルかエコーズACT3を防御に装備し、重点的に強化・合成するのが安定。 クラフトワーク、ホワイトアルバム、シアーハートアタックなどは序盤なら強力だが最終的にはやはり対応コミックスが多いハミパ、ACT3のほうが強くなる。かなりのレアDISCだがスタープラチナも拾えたら防御に使いたい。 階層/1.5ぐらいの防御力があれば、かなり余裕な状態で進める。階層/2くらいでもまあ何とかなるが、それ以下だと辛い。90階層以下は基本即降りするので、80階層までに防御は40は欲しい DIOの骨を拾った時に備えて修正値+2、3のDISCも残しておきたい。一つで修正値を大きく挙げられるのでコミックス1冊以上の価値がある。ただし骨は貴重(稼ぎにもよるが、クリアまで1個しか出ないことも)なので出ないときは本当に出ない。大量に出るのを期待してはいけない。 合成 弓矢でのスロット増加はそうそうアテにできないため、容量が少ないレアDISCは合成のベースとしては不向きである(3部・4部・6部全て対応で非常に強化しやすいスタープラチナは例外だが)。 攻撃に合成するものは基本的に好みで構わない。 大ダメージ系の能力で言えば、ハーミットパープルやキラークイーンは対応する敵が多いので優秀。 追加効果系のスタンドであるエコーズACT3、ボーイIIマン、ホワイトアルバム、ハイウェイスターは揃っているのなら是非まとめてつけてやろう。 クリームスターターやパールジャムがあると食料に余裕ができやすいのでこれもできればつけたい。 防御には、ワムウの罠やアナスイ対策のスパイスガール、近接攻撃対策のザ・フール、深層の禁煙中ホルホースやミスタを見越してクラフトワーク、ウェザーリポートなどの射撃防御系DISCなどを優先的につけてやると安定する。 スロットがいっぱいになったら、+2や+3の修正値がついているDISCを集めておき、DIOの骨が出たらまとめて合成する、を繰り返して修正値を上げていく。 ただし骨は出にくいので無駄遣い厳禁。クレイジーDを使うのも手だが、クレイジーDは合成材料としても強力なのでよく考えよう。 能力装備はパールジャムが欲しい。単純に餓死率が下がる。ローグライクでは食料がかなり重要なことは周知の事実。 それ以外ではアレッシーやプロシュート兄貴対策でグレイトフル・デッド、リゾット対策のメタリカ。 アイテム識別 可能な限り漢識別は避けたいが、そうも言っていられないのが現実。 装備DISCの場合は、能力装備で識別するのが一番安全。 固定呪いの装備DISC(修正値+1につき売値・買値共に+50)は以下の通り 名前 買値/売値 エンプレス 700/350 アヌビス神 1000/500 チープ・トリック シビル・ウォー 1250/625 ハイウェイ・トゥ・ヘル 1500/750 スーパーフライ 1800/900 特に警戒が必要なのはシビル・ウォー。ギアッチョのDISC、ホワイトスネイクの罠、キリマンジャロの雪解け水などの解呪方法がない状態で装備すべきではない。 もともと+修正が付いている装備DISCおよび、トニオさんの店で売っている固定呪い以外のDISCは絶対に呪われていない。 ただし、固定呪いの☆DISCで漆黒のオーラがついていないものは呪われたまま。 記憶DISCならオエコモバの罠で爆弾化しておけばヤバイDISCも効果を発しない。たとえば未識別の仗助DISCを爆弾から使用すると爆発し、識別だけされて効果は発揮されない。 装備DISCはまだしも、記憶DISCを店内で使用するのは避けたい。 値段が400/200の仗助は「プッツーン→トニオさん殴る→オラオラですかー」の一直線。 1500/750のペットショップは購入前だと泥棒になってしまう。 序盤(30Fまで)のアドバイス 物資がない序盤は難易度が高い。 その上ほとんどのアイテムが未識別なので、これまでのダンジョンより数倍難しいことをまず念頭に。 引きが悪くても諦めない。階層/1.5以上の防御があるなら、アイテムと合わせてそこそこ安定して進めるはず。 むしろここらへんでは餓死のほうが怖いので、パールジャムが出るまではカエルは焼いて食べるのもいい(ピッツァは焼かないように)。 序盤はレベルが攻撃力や防御力に強く影響する。 階層+1のLVを保つのはやはり基本。25F前後で逆転し始めると思うが、それまではLV稼ぎも行おう。 最低限の装備DISCが揃ったら、あとは呪いの装備を警戒して店識別かホワイトスネイクの罠を待つほうが安全。 聖人の左腕があるのなら、未識別装備DISCを片っ端から入れるのも手。 ギアッチョのDISCがあれば、呪いを心配せずに装備しても良い(店売り以外)。 シビルウォーですら破壊できるため、ギアッチョのディスクは非常に有用。一枚は確保しておきたい。スパイスガール装備時は破壊できないので注意。 非合成だと20Fあたりからつらくなるので、一旦合成にまわすのも手。 逆に言えば、ここまではなるべくDIOの骨やクレイジーDの無駄遣いはやめよう。 ラクガキの罠を見つけた場合、アイテムが揃っているならクリームを狩って経験値を稼ぐチャンス。 まずはマン・イン・ザ・ミラーを軌道上に仕掛けて鈍足にしておくと何かと安心。 その後ラバーズを仕掛けて取り憑かせ、あとはクリームのHP90分を他の場所で殴られてくれば、安全かつあっさりと倒せる。 ラバーズが無い場合は、90回殴れば倒せる。 普通の鈍足の敵を相手するのと同様、殴っては離れ、殴っては離れの繰り返しでOK。 他の敵と同様、敵の行動ターン時に隣接してるとやられるので注意。 そのうちキレて本体に切り替わるので、ここぞとばかり鉄球・ヤドクガエル・娼婦風スパゲティ・ランドセル・銭投げなどを使って大ダメージを与えよう。 ガチで殴り殺す場合は色々とアクシデントが怖いので、ヘブンズドアー重ねがけをしてもいいだろう。 中盤(31F~59F)のアドバイス ボインゴのDISCは出来るだけ中盤まで使わないでとっておく。 特殊モンハウが出る危険性が高いが、杜王町や水族館を撃破できるレベルならアイテム/経験値確保のチャンスが大幅に増える。 大部屋の場合、全体攻撃する敵(フーゴなど)が出現する階層は注意。 序盤でも対処出来る自信があれば狙ってもいい(プロシュート兄貴のDISC+全体攻撃やクラフトワークなど)。 余裕があればブラックサバスに「モンスターハウスが出やすくなる」「フロアに敵が出現しやすくなる(ハーヴェスト稼ぎ用)」をいらないディスクにつけてもらおう。 「ハーヴェストにアイテムを盗まれない」「神父にDISCを抜き取られない」を狙ってもいい。 メインの防御DISCにマイナスの能力がつくのを防ぐため、この階までには合成をしてスロットを埋めておきたい。 若ジョセフの作る罠も活用しよう。泥棒(DIOの罠、落とし穴)、満腹度回復(ヘブンズドアー)、武器識別(ホワイトスネイク)と用途は多様である。 40F~46Fにはハーヴェストが再登場する。満腹度が許す限り粘って狩りたい。 同時に出現するDIOもアイテムドロップ率が高く深層に向けての絶好の稼ぎ場となる。ただしハイDIOや禁煙中ホルホースにはくれぐれも気を付ける事。 小ネタだがグレイトフルデッド発動でジョセフが徘徊老人になるため、プロシュートと合わせればハイDIOの危険性はなくなる。 終盤(60F以降)のアドバイス 90F以降は防御力が40あると安定、64あれば3部承太郎以外全員1ダメージ。 30未満だとかなりキツいので、攻撃DISCの修正値を防御DISCに移すことも考えよう。 攻撃力を捨ててでも防御力を上げたほうが安定する。 虫喰い対策にピストルズやエンペラーを集めておくと楽。パールジャムがあるなら料理はだいぶ余るはず。 DISCを弱くする(-1)のは精神的にもキツイ。 虫喰いは倍速で先手を打たせない動きをするので、ホーミング系射撃DISCがないとかなり倒しづらい。 射撃ゾーンに備えて、クラフトワークやウェザーリポートを装備DISCに合成しておきたい。 これらの能力が無い場合、体力回復アイテムが無いとミスタや禁煙ホルホースに遠距離から射殺される可能性がある。 トニオさんのお店が出たら積極的に泥棒しよう。 トニオさんさえ無力化すれば経験値が高いブチ切れコンビを狩ることができる。ただしブチ切れは大量に沸くのでそれなりの防御と回復アイテムは必要。 70Fを超えた深層ならむしろ泥棒してブチ切れコンビしか出ないようにしたほうが楽に進めることも。 90F以降はアイテムや銭投げをガンガン使おう。装備の修正値を削って発動しまくってもかまわない。 90Fまでに最下層クリアできるだけのアイテムが揃ったら、90Fからはハミパなど使ってさっさと降りるべき。欲を出すと虫喰いで逆に弱体化したり、割に合わない。 ハーミットパープルやチリペッパー、マンハッタントランスファーを使い、直接戦闘を回避しつつ即降りするのが最も安全。 ただし能力装備のハミパを使い切らないように。究極カーズ対策にとっておくこと。 このページに関する情報・意見 階段探知入りメタリカ……送りました (2020-08-04 02 27 07) ★1(無印)→★2で+1000G。以降★+1ごとに+500G (2020-10-09 17 06 37) DIOに時間を止められて三回殴られてリタイア。500回死んでもまだクリアできないのは向いてないのか。でも楽しいからやめられないぜ (2020-10-15 14 47 17) 2階でDIO骨入手(鑑定もした)できたのに8階まで1つも装備ディスク出なくて詰んだ…嘘だろ承太郎!? (2020-12-19 15 21 47) ホワイトスネイクって眠らしてくるのかよ… (2021-01-16 15 19 47) トビー版の試練を数百回やってもオアシス・ソフトマシーンを見たことがないので記載。もし間違いなら消してください。 (2021-06-10 14 20 29) オアシスもソフトマシーンも出たよ (2021-08-24 15 21 19) ミドラーの解説も入れたれよ (2021-09-06 00 34 21) 簡単に解説を入れました。修正・加筆等あればどうぞ。 (2021-09-07 16 26 57) スタプラとエアロが低階層で出て「こりゃ勝ち確かりぁ〜〜?」とか思ってたら開幕パッショーネど真ん中にぶち殺されたぜチクショウ (2021-09-06 09 25 37) 万全の状態でモンハウに入ったらナランチャが敵倒してレベル上げまくってからの無差別掃射でブチ殺されたぜ (2021-11-05 01 17 24)
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夜も更けて頭上には、月が二つ輝くだけのヴェストリ広場。 人っ子一人居る筈が無いその場所に一人の男が居た。 その名はギーシュ・ド・グラモン。武勲で知られるグラモン家の四男である。 静かに夜空を見上げる顔からは何の感情も読み取れない。 そのまま瞑想を続けるギーシュの耳に足音が聞こえた 「来たね」 そう言ったギーシュの視線の先、そこにはこちらに歩いてくるディアボロの姿。 「ふん?あの時に言ったはずだがな……逃げる必要が私には無い、と」 ホールに居た時に聞いたギーシュの言葉を思い出すディアボロ。 (『ヴェストリ広場で待って居る』か・・・・・・ククク) ディアボロはそのままスルーしても良かったのだが、何やら面白そうなので行く事にしたのであった。 まずは手始めとばかりにギーシュをおちょくってみる。 「それで?新しい芸でも見せるのか?それとも、馬鹿の一つ覚えのようにつまらない人形劇を繰り返すか?」 嘲りの声を向けられてもギーシュの静かな顔が変わらない。 その目から何かを感じ取ったディアボロ。 「どうやら・・・・・・本気のようだな」 「ああ、これは僕の・・・・・・ギーシュ・ド・グラモンの命を賭けた決闘だ。 遊びだとは絶対に言わせない!」 続いて振られる薔薇の造花とワルキューレの言葉、それに応えるように青銅の女騎士が現れる。 ディアボロを見つめるギーシュに思い返されるは、自室で寝込んでいた時に見ていた夢――― その夢の中にはここではない別の世界から、自分を慰める『自分達』の姿があった。 『殺されずにすんだから良かったじゃないか』『死ぬよりはマシだよ』『ワルキューレを全滅させられただけだから安心しなよ』 優しく、本当に優しく、子供に言い聞かせるように語ってくる『自分達』 それを聞いたギーシュは吐き気がした。 自分を慰める『自分達』の姿にでは無く・・・・・・それを聞いて安心する自分自身に しょうがなかったと、自分に言い訳をして敗北を認める事、それが死ぬよりも辛い事に今更ながら気づいた。 そう思えば後は簡単だった。 善は急げとばかりに、ベッドから跳ね起きて図書室へ赴く そこでギーシュは必要な物を探しながら、グラモン家の家訓である『生命を惜しむな、名を惜しめ』の意味をやっと理解する事が出来たと感じた。 「いけッ!ワルキューレ!!!」 そのままワルキューレをディアボロに突っ込ませる。 ワルキューレは武器を振り被って目前のディアボロに叩きつけようとした。 が、ディアボロに当る一瞬前に、そのワルキューレはデルフリンガーで逆に叩き切られた。 何の抵抗も無く、縦に一刀両断されて鯵の開きのような姿になるワルキューレ。 「面白くなる・・・・・・と思ったが期待外れだったか?」 呆れたように呟くディアボロ。 彼の目には今のギーシュの行為は、ワルキューレを一体無駄にしたとしか思えない。 だが―――― 「油断は良くないよ!」 ギーシュの叫びと同時に、両断されたワルキューレが何の前触れも無しに『破裂』した。 そして四方八方にに撒き散らされる砂、砂、砂の嵐。 至近距離に居たディアボロはその砂をまともにくらってしまい、視界が暗闇に閉ざされた。 それを見るギーシュが新しいワルキューレを生み出す。 こちらに走ってくるワルキューレの足音を聞いても動かない。動けないディアボロ―――目潰しと同時に足元が泥濘になり、次の瞬間石に変わったからだ。 足が動かずに目も見えないディアボロは・・・・・・ワルキューレの攻撃を無防備でうけるしかなかった。 ザクッ!ズグッ!とヴェストリ広場に肉を裂く音が響く。 そのワルキューレの攻撃をくらっても構わずにディアボロは剣を振る、しかし、斬っては離れ、突いては離れる完璧なヒットアンドアウェーを見せるワルキューレ達には当らない、当るはずがない。 数を少なくする事によって連携の精度を上げた部分もあったが、今のワルキューレからは何かの凄みも感じる。 「右だ相棒!って、そこ違う!俺から見て右だよ!」 デルフリンガーの指示も虚しくフルボッコにされるディアボロ。 と言うかぶっちゃけデル公の指示は邪魔にしかならない、混乱するだけである。 誰がどう見てもギーシュの圧倒的優勢。なはずだが。 顔から流れる嫌な汗をギーシュは止める事ができなかった。 目を潰され、足を固められ、インテリジェンスソードの指示も全くの無駄にしかなってない状況。 ピンチのはずだ。 だと言うのに。 ―――――今のディアボロの顔に笑みが浮かんで来ていると言うのは何故なのか? 「……っ、ふ」 ディアボロの口から息が漏れ。 そして、酷く唐突に彼は笑い始めた。 「ふ、ふふふふ。は、ははっははははははははは!!!!!」 傍から見れば、それは確実にディアボロが狂ったとしか思えない。 だが彼は満面の笑みを浮かべ、面白い物を見たかのような笑いを発している。 何も見えない目で、夜空を見上げながら少年のように笑っている。 何かを言いたげなデルフリンガーを鞘に収めると、ギーシュの方を向く。 「はは、はははははははははは!はは、は、は、は!面白い!何とも面白い! 自分の最善を尽くして敵を仕留めようとするとは!かつての裏切り者達を思い出すぞ!」 奇妙なダンジョンの敵とは違い、ディアボロの能力を把握して冷静に対策を立ててくるギーシュ。 自分のスタンドを知って尚、闘志を失わずに策を張り巡らせてきたブチャラティやジョルノがディアボロの脳裏に浮かんでくる。 「侮辱してすまなかったギーシュ!私も遊ぶのは止めにしよう!」 その言葉と同時に――――紙から取り出したDISCを頭にINするディアボロ。 背筋に冷たい物が走るギーシュ。あれはヤバイ何か分からんがとにかくヤバイ。 今までのギーシュなら何も感じずに余裕をかましていただろう だが成長したギーシュに迫り来る脅威を感じられないわけが無かった。 だからと言って今のギーシュはこの決闘から逃げる選択肢を選ばない。 「……ワルキューレ!!」 恐れを叫びで吹き飛ばし命令する最後の強襲、ワルキューレが狙うはディアボロの頭部と心臓。 しかし、そのギーシュの号令も空しく。 人間の動体視力では捉えきれない速度で、ディアボロの体から出て来た『何か』が 周りに居た全てのワルキューレを『消滅』させた。 『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!』 常識を超えた豪速のラッシュの直撃―――欠片すら残さずに塵となるワルキューレ達。 破壊に一瞬遅れて、辺りの大気が震え、雷のような破砕音が響き渡った。 それが意味する事は、攻撃が音の速さを超えていたと言う単純明快な真理 砂で潰された目が直り、石で固められた足を抜け出、鞘に収めたデルフリンガーを引抜いて動きだすディアボロ。 優勢な状態から、一転してピンチになるギーシュ。 だが、彼にはまだ切り札があった。 (そうだ、それで良い!そのままこっちに近付いて来い!) ディアボロが来る前にその『罠』の準備は完了していた。 罠。とは、ディアボロとギーシュの間にある何の変哲も無い地面にある。 緻密な前準備の成果により、踏んだ瞬間に足元から長さ2メイルもある青銅の剣が飛び出すと言う物。 ワルキューレで倒せるならそれで良い。 もしも、倒せなかったとしても罠を踏ませれば良い。 ギーシュは今度こそ勝利を確信した。 しかし―――――― 「罠か!本当に楽しませてくれるなギーシュ!」 図星をズバリ言い当てられたギーシュが顔面を蒼白にさせられる。 ハッタリかと思ったが、ディアボロは罠がある場所だけを横移動で避けてこっちに向かって来ている 考えている事を読まれたとしか思えないギーシュ。 「何故!?何故分かったんだ!?」 大嫌いな努力と頑張りを使って、何の痕跡も残らないように偽装したのである。 それに時間は夜中、どんなに注意深く見ても絶対気付かれないはずであった。 だが、現にディアボロは罠の存在を見破っている。 ほぼ至近距離まで近付かれて魔法を使う暇も無い、万策尽き果てたギーシュ。誰が見ても敗北は必至。 しかし、ギーシュの目の中で燃えている闘志はまだ消えてない。 後ろに跳んで距離を離し、次の策を考えるまでの繋ぎとしてワルキューレを作成する。 そこまで考えたが、その隙が無い。 振り被られるデルフリンガーを見ながらも、ギーシュは諦めずに勝利へ繋がる方程式を考える。 (右、左、背後、どれを選んでも次は回避できない!なら!) 振り下ろされるデルフリンガー それを見ながらギーシュは…… ディアボロに全体重をかけた体当りをしたッ!! 腹に突き刺さるデルフリンガーの味に、口から苦い物を吐きそうになるが、根性で押し留める 「ふん?」 感心したようなディアボロが押された先には、苦心して作ったギーシュの罠! ズブンッ! 地面から突き出される2メイルの長剣がディアボロに突き刺さる! 「僕……の勝……ちだ」 酸素不足と激痛でギーシュの意識が朦朧とする中、自分のやった行為の結果を見届けるべく長剣が突き刺さったディアボロを見る。 確かに長剣が突き刺さっている、だが、次に見た物はギーシュの予想を軽く上回っていた。 「さすがだ……ギーシュ・ド・グラモン」 体を断ち切るような格好で刺さっているのだ、それは致命傷と言うしかないだろう…なのに 自分の体に刺さった長剣を引抜く―――と言うより、長剣に刺さった自分の体を引抜いているディアボロの姿。 「な……に?」 断続的な睡眠と覚醒への葛藤が激しいギーシュには、それを言うのが精一杯だった。 思い出したかのように、胃を通って、喉を通って、口から吐き出される血液。 倒れて、地面の土に口付けをするギーシュ。 「あっ……あっ……」 無理矢理に立ちあがろうとし、力が入らない手足を蛞蝓のように動かす。 だが、ギーシュのそれは地面に頬を擦り付けるだけの無駄な運動にしかならない。 そうこうやっている内に、ディアボロが長剣から脱出した。 こちらはギーシュと違って、血の一滴さえも吐き出さずに平静な顔を崩す事も無い。 ディアボロが生きている、ならば戦わなければ、杖を拾って、魔法を唱え、勝利へ繋がる行為をしなければ そんな事を考えている内に、ディアボロが近付いてくるのが朦朧とするギーシュの視界に映った。 「あ、あ、ああああああああああっ!!!!!」 腹に刺さったデルフリンガーを引抜かれて口から情けない悲鳴が漏れる。 自分はこれからトドメを刺されるだろう、そう何と無しに確信した。 しかし、次にディアボロが取った行動もギーシュの予想を軽く上回っていた 腹部に衝撃、と、同時に何かが詰め込まれるような感覚 それを感じながら、ギーシュは今度こそ完全に気絶した。 目の前に倒れているギーシュを見る一人と一振り。 ギーシュの腹部に傷は無く、服が破れているだけだ。 そして、ディアボロが感嘆したように呟く。 「何が何でも勝とうとする『執念』………見せてもらったぞギーシュ」 「やれやれ…相棒も困ったもんだな」 そう言って、ギーシュから歩き去って行くディアボロ。 夜空に輝く月と星だけがそんな二人の決闘の決着を静かに見詰めていた。
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ディアボロの大冒険が手に入らない。 操作方法・遊び方・ルールが分からない。 取扱説明書、ヘルプファイルが見当たりません。 KMQ SOFTって何ですか。 ホルマジオのビン(∞)とかホル瓶って何ですか。 ver0.13でtest1という魔少年の問題データを使うと鉄の牢獄に挑戦できると聞いたのですが。 ver0.14があるって本当ですか。 ver0.15があるって本当ですか。 なんでwikiがいくつもあるんですか。 ちょくちょくある青文字の編集はなんですか。 ゲームの難易度が高すぎる。理不尽。 鉄の監獄って何ですか。 幽霊屋敷って何ですか。 サーバー(dia_server.exe)を起動すると「listenerソケットの作成に失敗しました」と表示される。 バージョンアップしたら効果音が鳴らなくなった。 通信環境は無いけどキラータイガークイーンを手に入れたい。 セーブデータを引き継ぐと不具合が出る。 EXEファイルにLとHってあるけど、これの違いって何なの? 射撃ディスクを使おうとしたら、勝手にFFが発動(体力回復)するのですが。 一本道で仲間とすれ違えない。 ハッシュ値って何ですか。 BGMを好きな曲に差し替えたい。 魔少年の問題が作成できない(ファイルがない) いまだに未登場のネタってあるの? ディアボロの大冒険が手に入らない。 公式での配布は08/09/30をもって終了したようです。 ググればいくらでも手に入るかもゲフンゲフン 操作方法・遊び方・ルールが分からない。 ヘルプファイルを読みましょう。 取扱説明書、ヘルプファイルが見当たりません。 こちらに本体製作者とは別の人が作成したver0.15用ヘルプファイルがあります。 KMQ SOFTって何ですか。 かつてディアボロの大冒険を開発していたチームです。 ネタ動画及びver0.14以降の作成には一切関わっていないようです。 ホルマジオのビン(∞)とかホル瓶って何ですか。 デスクトップ上にジョジョのキャラクターが登場するアクセサリツールです。 過去に公式サイトで配布されていました。 ググれば手に入るかもゲフンゲフン ver0.13でtest1という魔少年の問題データを使うと鉄の牢獄に挑戦できると聞いたのですが。 はい、可能です。内部データにある没ダンジョンのようです。 本格実装された物とはかなり違います。 今の時点で、test1が入手できるかは不明。 ver0.14があるって本当ですか。 当初動画で公開されたものは、ネタ動画用に作成されたのみで実際にプレイできるわけではありません。また配布の予定も無いとのことです。 その後、有志により実際にプレイ出来るver0.14が公開されました。 但し、当wikiではダウンロード及びダウンロード先に関する情報は一切取り扱っていません。 ver0.15があるって本当ですか。 0.14をC言語で作り直したものです。 というかこのwikiで攻略を扱っているバージョンです。 なんでwikiがいくつもあるんですか。 以下のような経緯によるものです。 ディアボロの大冒険攻略まとめwiki http //www30.atwiki.jp/jojo_diablo/ 最初に作られたwiki。 サイトの方針として、取り扱い対象はKMQ SOFTの作った公式版(ver.0.13以前)までであり、KMQ SOFT以外が作ったver.0.14以降に関しては取り扱いを禁止しています。 ↓ ver0.14のwikiを作る必要があった ディアボロの大冒険 Wiki http //wikiwiki.jp/diablo/ ver0.14以降に関する内容を扱うために作られたwiki。 しかし当時、悪質な荒らしが発生するも管理人と連絡がつかず、対処ができない状態が続きました。 ↓ 荒らし対策が必要だった ディアボロの大冒険0.15 旧名:ディアボロの大冒険 http //www38.atwiki.jp/diavo/ 上記荒らし対策で作られたver0.14以降を取り扱うためのwiki。 今あなたが見ているwikiです。 ↓ ver0.16の情報をver0.15までと区別したかった。 diavolo016 @ ウィキ https //w.atwiki.jp/diavolo016/ ver0.16について扱っています。 約5年ぶりに更新されたver0.16はver0.15への追加要素だけでなく多くのバランス調整がされているため、ver0.15までと別に扱いたいという声が少なくなかったため作られました。 ↑↓(とくに繋がりはない) ディアボロの大冒険 wiki (個人用) http //www50.atwiki.jp/diav/ 私的に作られたver0.15以降を取り扱っているwiki。 ちょくちょくある青文字の編集はなんですか。 ver0.14以降に追加・改変された内容です。 ゲームの難易度が高すぎる。理不尽。 このウィキで取り扱っている非公式版(ver0.14以降)のディアボロの大冒険は、元々、公式版(KMQ作のver0.13)や他のローグライクゲームを充分にやりこんだ、中・上級者プレイヤーを想定して作られており、意図的に難易度が高く設定されています。 さらに、追加要素についても、暫定的に素材のあるものから追加している上、追加先が既存のダンジョンであることが多く、さらに作者がリレーしていることもあって、更新を重ねる度にゲームバランスがよりアンバランスに(良く言えば上級者向けに)なっている傾向にあります。 従って、ローグライク初心者にはまずおすすめできません。 対策としては、まずゲームバランスが充分に整備されている公式版(ver0.13)を一通りプレイして、ある程度プレイ技術を高めておくことが最善です。 そこで「ディアボロの試練」を比較的すんなりクリアできるようになれば、ver0.14以降でもおおよそ通用するレベルといえるでしょう。 鉄の監獄って何ですか。 鉄の牢獄の間違いです。 幽霊屋敷って何ですか。 屋敷幽霊の間違いです。 サーバー(dia_server.exe)を起動すると「listenerソケットの作成に失敗しました」と表示される。 PCを再起動後、ver0.13を立ち上げてから終了するとサーバーが設置できるようになります。 バージョンアップしたら効果音が鳴らなくなった。 F4・F5キーを押して効果音の音量を調整して下さい。 通信環境は無いけどキラータイガークイーンを手に入れたい。 杜王町(ディアボロの試練の60~66F)に入ったらサーバー(dia_server.exe)を起動し、更にディアボロをもう1つ起動して、キラークイーンを受け渡しましょう。 ただし現在の0.15では手に入りません。 セーブデータを引き継ぐと不具合が出る。 メジャーバージョンアップの場合はセーブデータを引き継げない可能性があります。 アイテムだけなら通信プレイで受け渡し可能です。 ただし現在の0.15は通信に対応していません。 EXEファイルにLとHってあるけど、これの違いって何なの? LはLowスペック用本体、HはHighスペック用本体です。 まずHを利用して、重かったり表示や音がおかしかったりすればLを利用しましょう。 射撃ディスクを使おうとしたら、勝手にFFが発動(体力回復)するのですが。 キーボードのFとゲームパッドのボタン8がFF発動に割り当てられているためです。 設定画面で射撃を別のキーに割り当てましょう。 一本道で仲間とすれ違えない。 ver0.13ではダッシュボタンを押しながら方向キーを入力で、ver0.14からは方向キーを入力しながらダッシュボタンを入力で、また最新版ではいずれの方法でも仲間とすれ違うことができます。 ハッシュ値って何ですか。 ファイルが正規のものであることを確認するために用いられます。 公開されているハッシュ値と手元にあるファイルのハッシュ値が一致すれば、ウィルス等による改竄の心配はないでしょう。 ハッシュ値を知るにはhashg3.zipダウンロードし、ツールの画面にディアボロの大冒険をドロップして下さい。 BGMを好きな曲に差し替えたい。 ver0.15 2013年1月~のverでは、ゲーム本体と同じ場所にあるdataフォルダにmidiファイルを入れます。 midiファイルは 116.mid のようにBGMの「ファイル名」を参照し、対応するようにリネームしておきます。 mp3ファイルを鳴らす場合は拡張子をmidにします。 ※mp3ファイルにタグ情報(曲タイトル、アーティスト名等)が含まれていると再生されないようです。 タグを消去するソフト等でタグ情報を消すと再生されるはずです。 ver0.15 2011年5月7日~2013年12月のバージョンでは、以下の手順が必要になります。 ※2012年3月23日verはBGM差し替えができません。 作業手順 ゲーム終了後に作成される00.datをbgm.zipで開き、1バイト目を00~03のいずれかにします。00ならmciでmidiを再生します。おそらく64bitOS以外は普通に動くと思われます。 01ならdataフォルダのmidi、mp3をmciで再生します。 02ならDirectXでmidiを再生します。midiのフォーマットによっては音化けしますのでお勧めできません。 03ならdataフォルダのmidi、mp3をmciで再生します。01で動かない人(多分64bitOS)はこちらで。ただし03の場合、なるべく全ての音楽ファイルをmp3で用意しないとラグが発生します。 01、03で遊ぶ場合はdataフォルダにmidiファイルやmp3ファイルを「100.mid」などと名前を変えて置いてください。 11-08-23以降のバージョンでは00かそれ以外かで判定しており、00ならDirectXで、00以外ならdataフォルダの曲が流れます。 BGMに関するバグ報告の際には、00.datの1バイト目をいずれの値に書き換えたのかを併せてご報告願います。 ゲームと同じ場所にdataというフォルダを作成し、各種midiファイルを入れます。mp3ファイルを鳴らす場合は拡張子をmidにします。但しmp3ファイルにタグ情報が含まれていると再生されないので、別途タグを消去するソフト等でタグ情報を消してください。 魔少年の問題が作成できない(ファイルがない) いまだに未登場のネタってあるの? 突き詰めれば結構あります。以下がそのリストです。 + ... 名前が灰色のものが名無しのモブ、緑色が波紋使い、紫色が屍生人または吸血鬼、青色がスタンド使い、水色がスタンド能力・能力者の可能性ありの者、オレンジ色がSBRレース参加者、黄色がネタキャラ 1部族長 ダリオ・ブランドー ジョージ・ジョースターⅠ世 ダニー ジョナサン(少年) ディオ(少年) エリナ(子供・大人共に) ディオの取り巻きA・B ジョースター家執事 刺青の男 東洋人の男 警部 ポコ ポコの姉 波紋使いの医者 ストレイツォ(人間) トンペティ 獅子王ウィンザレオ(77の輝輪の勇者の一人) イナズマの騎士アイクマン(77の輝輪の勇者の一人) 独眼のカイネギス(77の輝輪の勇者の一人) アダムスさん ゾンビ犬 スティクス神父 首ディオ 2部スモーキー 白人警官A・B 老エリナ 老スピードワゴン 老ストレイツォ メリケン男とマフィアの男 新聞記者 捕虜の老人 テキーラ娘 マルク ロギンズ メッシーナ スリテクの男 スージーQ 郵便局員 マリオ・ツェペリ カーズの部下の吸血鬼達 吸血馬 カーズの影武者 ジョージ・ジョースターII世 空軍司令官 3部警察署長と警官 女医 家出少女のアン フォーエバー アヴドゥルの父親 旅の漫画家 ムカつく顔の男 老婆 ポルナレフ(少年) マレーナ(胎児にされた女性。死因に「胎児~」はある) 承太郎(少年) テレンス・T・ダービー(落とし穴は実質ケニーGの能力) 老スージーQ ローゼス シェリー/シェリー人形 乞食の男 4部東方 朋子 東方 良平 虹村父 広瀬一家とポリス(一応BGMでは使われている) バイカー 謎の不良少年 決してふり返ってはいけない小道のあの世へ引っ張る手 銀行員 吉良の同僚 「靴のムカデ屋」の主人 川尻 しのぶ 川尻 早人(帽子とランドセルのみの登場) アケミ、ヨシエ、レイコ 大倉 美那子・中江 悟(彼氏) ヒマそうな男 救急隊員 5部ジョルノ(子供・黒髪時) ジョルノの母・ジョルノの義父 マフィアの男 看守 トラックの運転手 ソルベとジェラート 入団前のナランチャ・アバッキオ・ミスタ ブチャラティ(子供) ブチャラティの母・父 占い師 タクシーの運転手 殉職警官 ドナテラ・ウナ 6部徐倫の母 ロメオ・ジッソ トム・クルーズ似の看守 悪徳弁護士 裁判官 看守長 ピーちゃん(看守) 農場に行った看守と女囚たち(ライク・ア・バージンはBGMで使われている) 女アナスイ 女囚(「ブタの反対はシャケ」の人) ソニー・リキール看守 植物化した小男の囚人 ウェザーの義母 ペルラ・プッチ 私立探偵 7部サンドマンの姉 ジプシーの占い師 スティールの部下 SBR係員 ただのスリ 保安官 ウルムド・アブドゥル ロッカチュゴ男爵 ミセス・ロビンスン フリッツ・フォン・シュトロハイム ファニー・ヴァレンタイン大統領/初期大統領 スカーレット・ヴァレンタイン 大統領の部下A・B(冬のナマズ) ディエゴの母 グレゴリオ・ツェペリ(ゾンビ馬は登場した) 王の使い マルコ ガウチョ ノリスケ・ヒガシカタ 東方 理那 ジョニィの父 ニコラス・ジョースター ネズミのダニー ドット・ハーン 音のモンスター 地主 カジノ関係者 殺し屋 ウェカピポの妹 ウェカピポの妹の夫 汽車の運転士 バーバ・ヤーガ 8部全般 外伝小説のオリジナルキャラ・スタンド(サタニック・カプラー、ザ・キュアーなど) その他のオリジナルスタンド(リモート・ロマンスなど) 他荒木作品ゴージャス・アイリンなど多数
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ディアボロは冷たい床の上でぱちりと目を開いた。 夜が明けるにはまだ早く、窓の外には、二つの月が光り、室内を煌煌と照らしている。 それを尻目に見ながら、無断でルイズの部屋に持ち込んみ床置きしてある大量のピッツァを頬張るディアボロ。 壁に置いてあるデルフリンガーがそんなディアボロの様子に気付き、口を開いた。 「眠れねえのか?相棒」 デルフリンガーは何か勘違いしているようだが、ディアボロはこれ以上眠る必要が無い、。 それに応えるのは面倒なディアボロは無視してピッツァを食べるだけである。 「つれねえ仕打ちだな相棒!俺は寂しい思いはまっぴらごめんだぜ!」 ディアボロのスルーに腹を立てたのか、デルフリンガーがビリビリと震えながら怒鳴り声をあげる。 その声に反応して、ベッドの上のルイズが寝返りを打って毛布を跳ね除けた。だらしの無い貴族様である。 「……しっかしまあ、色気のねえ娘っ子だね」 反応の無いディアボロの相手をするのに飽きたデルフリンガーがネグリジェ姿のルイズを眺める。 ・・・・・・それにはディアボロも同意であった、自分の娘と比べるとルイズの体は明らかに発育不良が目立つ 12ぐらいだと思っていたが、本当の年齢が16だと知った時は大いに驚いた。 (まさか、トリッシュより年上だったとはな……しかし、暇だ……) あの大事件から、とにかく何もする事が無いディアボロは案の定暇になっていた。 まあ……ルイズから洗濯や掃除が命じられているが、ディアボロは軽くスルーしてるのでとにかく問題は無い 幸せそうに眠るルイズを横目で見ながら、何か面白い事でもないか、と適当に考える。 そこに、ディアボロに向き直ったデルフリンガーが声をかけた。 「そういやぁ。相棒ー、そのDISCってのは一体何なんだ?」 相変わらず、ディアボロは持っているDISCの事をルイズや他の奴等には説明してなかった。 手の内を曝け出したくないからであるが、まあ、ルイズ達でも理解できるように話すのが面倒だから、説明しないってのが最大の理由なのだが。 しかし、デルフリンガーはエニグマの紙に入れられた時にDISCの事を勝手に知ったらしい。 「……私にも良く分からんな」 「分からねぇ。って事はねぇだろ?」 「とにかく分からん」 奇妙なダンジョンに潜った時に見付けて、原理も知らないまま有効活用しているだけのディアボロには詳しい事は分からない。 ホテルのベッドを占領し続けている、ホモ二人の片割れが何か言っていたようなも気もするが、頭からは綺麗に忘れ去られている。 そんなこんなで、デルフリンガーとディアボロがダベっていると空が白み始めた。 「もう朝か……今日も1日あの娘っ子のきゃんきゃん声を聞かなきゃならんぜ相棒!」 「そう気にするほどでもない」 そんな事を口走りながら、ルイズのベッドに近付き、ベッドを殴り飛ばす。 ボゴォ! と凄まじい音を立てて、ルイズが飛び跳ねた。 そのままゴロゴロと床を転がり終えると、慌てた調子で立ちあがる。 「ひゃぁっ!?……もっと優しく起こしてって言ってるでしょ!」 そんなルイズの罵声を聞き流しながらも一緒に授業へ向かうディアボロ。 授業で魔法が披露されるのを見るのが楽しみなディアボロには行かない理由が無かった。 教室に入ってルイズの近くの席にドカッと座る。 ギーシュとの決闘やフーケ捕獲の功績から、その行為を咎める生徒は居なかった。 それから少し経った後、教室に長髪に黒いマントを纏った気味の悪い男が現れた。 その男――教師は、まず『疾風』のギトーと名乗り授業を始めた。 話口から性格を察すると、傲慢で自分の属性には絶対の自信を持っているようだ。 (つまらん授業だ) 等とディアボロが思っていると、何やらギトーの口車に乗ったキュルケが1メイル程の火の玉をぶっ放した。 ギトーは慌てる事無く、腰に差した杖を振って烈風を吹き出し火球を掻き消す。 ついでに烈風をくらったキュルケがこっちに吹っ飛んでくるが、避けるのが面倒なディアボロは何もする事無く突っ立っている。 ドガ! 衝突音と共に、キュルケとディアボロが5の固定ダメージを受けた。 「痛たた……受け止めてくれたって良いじゃないの」 「面倒だ」 体を摩りながらキュルケが抗議の声を上げる。が、ジト目はすぐに熱っぽい視線に変わった。 「酷いわディアボロ……それにアナタって結構セクシーな体してるわねぇ」 今の会話の何が気に入らないのかルイズがキュルケを睨み始めるが。 問題の原因であるギトーは無視するかのように授業を続ける。冷静な男である。 「諸君、『風』が最強たる所以を教えよう。 ……簡単だ。『風』は全てをなぎ払う。『火』も『土』も『水』も『風』の前では立つことすらできない 残念ながら試した事は無いが、『虚無』さえも吹き飛ばせるだろう。それが『風』だ」 「目に見えぬ『風』は、見えずとも諸君らを守る盾となり、必要とあらば敵を吹き飛ばす矛となるだろう。 そしてもう一つ、『風』が最強たる所以は………」 何と言うか、授業関係無しで俺は強い!って言いたいだけじゃないのか?と疑問に思うが。 そのギトーの言葉を聞きながらもディアボロは冷たい視線を向けるだけだ。 (ふん…自分の能力の短所も把握していないカスが偉そうにな……) その視線の先で、何やらギトーが杖を立てて詠唱を始めている。 「ユビキタス・デル・ウィンデ……」 しかしその時、突然そこに変な格好をしたコルベールが入って来た。 (何だあの格好は?) 服を着ていると言うよりも、服に着られていると言う方がしっくりくる姿である。 ……ディアボロも人の事が言えないぐらい変な格好をしているが。 入って来た時と同じ、慌てた調子で授業の中止を告げるコルベール ギトーの授業に飽きたディアボロが話半分に説明を聞いていると。 要約すれば、偉い人が来るから出迎えの準備を生徒全員で行うという事のようだ。 そして、ここは魔法学院の正門。 王女を乗せた馬車が現れるのと同時に生徒全員が杖を掲げる。 オスマンが馬車を出迎えると同時に、凄いタイミングの良さで絨毯が敷かれて馬車の扉が開き、何やら面倒くさい事をやった後に王女が出て来た。 生徒達から歓声が沸きあがる。 それに、王女はにっこりと薔薇のような微笑を浮かべて優雅に手を振る。 「あれが王女か?」 「当然じゃない、アンリエッタ様はトリステインの花って言われてるのよ」 確かに綺麗な容姿をしているが、ディアボロにとってはそこら辺に居る女とあまり変わらない。 早々に王女への興味が失せ始めて視線をそこら中に向けるディアボロ その時、隣に居るルイズが、はっとした顔になった。それから顔を赤らめる。 (何だ?) 何が見えたのか気になったディアボロはルイズの視線の先を確かめてみると。 その先には見事な羽帽子を被った、凛々しい貴族の姿があった。鷲の頭と獅子の胴を持ったこれ又見事なモンスターに乗っている。 何やらキュルケもその男に視線を向けているが、格好良い男なのでキュルケのストライクゾーンにでも入ったのだろう。 (……敵になりそうな気がするな) 男の姿から危ない物を感じ、このままピストルズを発射して、射殺したい欲求に駆られるディアボロ。 (今は無理か・・・・・・) しかし、こんな人目のある場所で凶行に及ぶ事は出来ないので、歯噛みしつつも男の行方を目で追うだけに止める。 三者三様の視線が浴びせられている事に反応しないで男は去っていった。何気に命拾いもしている。 そして夜になった。 部屋に戻ったルイズとディアボロ、しかし、ルイズはベットに座ったまま動こうとしない。 いや―――立ちあがったと思ったら……再びベッドに腰掛け、枕を抱いてほんやりする。 何やら違和感を感じたが、彼にとってはルイズがおかしくなろうが如何でも良い。 (あの男に一目惚れでもしたのか?) 昼間見た貴族の姿を思い出して、当らずとも遠からずな予想をするディアボロ。 そのまま、ピッツァを食っているだけだったが。何かに気付いて顔を上げる (何やら部屋に近づいて来る奴が居るな………) 足音を忍ばせているのが怪しいが、エアロスミスの感知では敵意を特に感じない。 なんだなんだと思ってると、その近付いて来た奴が部屋の前に接近。ドアがノックされた。 規則正しく長く2回、短く3回叩かれ、その音を聞いたルイズが慌てた様子で立ちあがる。 ドアが開かれると、そこには、真っ黒な頭巾をすっぽりとかぶった少女が立っていた。 辺りを覗うように首を回すと、そそくさと部屋に入ってきて、後ろ手に扉を閉める。 「……あなたは?」 ルイズは驚いたような声をあげた。 それを遮るように、頭巾を被った少女は口元に指を立てると、マントの隙間から杖を取り出して軽く振った。 ルーンを呟く声と同時に、光りの粉が部屋を舞う。 「……ディティクトマジック?」 ルイズが尋ねて、頭巾の少女が頷く。 「どこに耳と目が光っているか分かりませんからね」 少女が頭巾を脱ぐと――――現れたのは昼間見た王女であった。 「姫殿下!」 ルイズが慌てて膝を付き。 「お久しぶりね。ルイズ・フランソワーズ」 アンリエッタの涼しげな声がそれに応えた。 そして (今のは一体何なんだ?) 先程の光の粉に対するディアボロの疑問に答える者は、この部屋には存在しなかった。 <<前話 目次 To Be continued...
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そして朝 当然の事ながら学院は大騒ぎになっていた 何せ宝物庫の壁を物理的に破壊して、以下のような犯行声明を大胆にも残していたのだから。 『破壊の杖、確かに領収致しました。土くれのフーケ』 「お前が悪い!」 「彼女が悪い!」 「あいつが悪い!」 「私が悪い!」 取り敢えず責任の擦り合いから始めている教師達。かなり混乱している。 それを尻目に問題の解決に悩む学園長のオスマン。 うーむうーむと唸り続ける。そこに、物凄いタイミングの良さで女性が現れた―――秘書兼オスマンのセクハラ相手のロングビルである。 悩むオスマンに、彼女は下手人フーケの居場所を掴んだ事を知らせた。 「農民に聞き込みを入れた所、フーケの居場所が分かりました! 破壊の杖と似た形状の筒を抱えて、黒ずくめのローブを着た男が、森の廃屋に入って行ったようです! そこがフーケの隠れ家だと思われます!」 そのロングビルの朗報に 「王室に報告を!衛士隊に頼んで、兵を向かわせなければ!」 そう言うU字禿に唾を飛ばして叫ぶオスマン。 「このU字禿が何を言うかッ!知らせている間に逃げられたらどうすんじゃッ!残っている髪も全部無くなってしまえッ! それにこれは、我が身の不始末じゃぞ!!自分達の不始末を他人に解決してもらってどうするのじゃッ!?」 そこで、一端言葉を切ると、先程とは打って変わった表情でニコヤカに話し合うオスマンとコルベール。 「しかし……それにしても学園長、宝物庫が破られたのを知ったのは何時でしたか?」 「今朝じゃのう」 「そしてミス・ロングビルがフーケの隠れ家を掴んだのは何時でしたか?」 「ついさっきじゃのう」 「数時間も経っていないのに、神出鬼没なフーケの居場所を聞き出す事が出来るなんて有り得るでしょうか?」 「普通はありえないのう」 「そうですよね……フーケ本人かその共犯者以外じゃなきゃ、普通は有り得ない事ですよね」 「まあ、ミス・ロングビルがフーケを超える程優秀だったんじゃよ」 「無理矢理、納得するとしたらそうですね」 そこでいきなりロングビルの方を向くオスマンとコルベール。 グルゥッ!と言う効果音が付きそうな程である。 「「ミス・ロングビルそんなに引き攣った顔をしてどうしたんじゃ」ですか?」 「は、はは、は」 ロングビルは引き攣った笑いを返すしかできなかった。 「では、捜索隊を編成する。我こそはと思う者、杖を掲げよ」 しかし、誰も杖を掲げなかった。明後日の方向を見ながら口笛を吹いている者さえ居る。 「情けないのう……フーケを捕えて、家の名を上げようと思う貴族は居らんのか?」 その時、突然物陰から出て来て、杖を掲げた貴族が居た。 「私がやります!」 教師たちの眼が一斉に――――ルイズに向いた、コルベールが声を上げる。 「聞いていたのかミス・ヴァリエール!? 生徒が出る幕では無いぞ!教師に任せて戻りなさい!」 「誰も杖を掲げてないじゃないですか」 ルイズはプンスカしながらも言い返す。そんなルイズを面白そうな顔で見つめているディアボロ。 ルイズが杖を掲げたのを見て、同じく物陰から出て来たキュルケも杖を掲げる。 「ヴァリエール家が行くなら私も行かないわけにはいきませんわ」 「ミス・ツェルプストー…君までか」 呆れた声を出すコルベール。 最後に物陰から出て来た――タバサも杖を掲げた。 「ふむ…。では、頼むとしようか」 そのオスマンの提案に、一人だけ反対する教師が居た。 「しかしですな学園長、ミス・タバサやミス・ツェルプストーはまだしも、ミス・ヴァリエールを行かせるのは危険すぎますぞ! ここはフーケの情報を一人だけで掴んだミス・ロングビルに行かせるべきだと私は愚考しますが?」 その教師、コルベールの顔を見たオスマンはゆっくりと喋る。 「この三人は間違い無く優秀じゃぞコルベール。ミス・ツェルプストーは相当の炎の使い手と聞いており ゲルマニアでも優秀な軍人を数多く輩出した名門の出じゃ」 「それは知っています」 (グダグダ喋ってないで、さっさと破壊の杖を奪還させに行けよ……) と、思う教師達の中、オスマンが次にタバサを見た。 「ミス・タバサは若くしてシュバリエの称号を持つ騎士と聞いておる」 「学園長……それも知っていますが」 しかし、驚いたのはキュルケ。 「え、え!?私聞いてないわよタバサ!」 「言ってない」 ルイズも驚いたようにタバサを見ていた。教師達は如何でもよさげだ。 ディアボロは適当にそれを聞いていた。 (シュバリエ?何だそれは?美味いのか?) 「ミス・ヴァリエールは数々の優秀なメイジを輩出したヴァリエール公爵家の息女じゃ!」 その言葉にジト目でオスマンを睨むコルベール 「学園長…ミス・ヴァリエール本人はどうなんですか?」 「ムグ……ッ!」 (何とかして誉めてやったほうが良さそうじゃな……) そう考えたオスマンはディアボロを見て思い付いた言葉を口に出す。 「ミス・ヴァリエールは将来有望なメイジになる可能性が否定できないような気がしないでもないような感じがするような…… それにじゃ!ミス・ヴァリエールの使い魔は平民の変態ながらも、あのグラモン元帥の息子、女垂らしのギーシュ・ド・グラモンと決闘して勝ったそうじゃ!」 「確かにそうですな学園長。彼はガン……」 「ミスタ・コルベール!」 口を滑らしかけたコルベールを叱責したオスマン、当の本人は慌てて口に手を当てる。 オスマンとコルベールがチラリとトディアボロを見る、が。 「…………」 何処と無く呆けているような顔で立っているだけで心配はいらないと判断。 何か突っ込まれる前に、とっとと話を終わらせようと、オスマンは高らかに宣言する。 「とにかく!一人でフーケの居場所を探し当てたミス・ロングビルには劣るかもしれんが 彼女たち三人に勝てるものはおらんはずじゃ」 そして、四人に向き合うオスマン。 「諸君らの努力と貴族の義務に期待する」 「「「杖にかけて!」」」 女性三名が同時に唱和し、恭しく礼をする。 「では、馬車を用意しよう。ミス・ロングビル、彼女たちを手伝ってやっとくれ」 「了解いたしました学園長」 ミス・ロングビルは頭を下げた、が。 コルベールとオスマンの笑い声が聞こえて来た 「それにしてもフーケか共犯者じゃなきゃおかしいですなぁ」 「そうじゃのう、そうじゃのう」 顔を再度引き攣らせながらも、ロングビルはそそくさとその場を離れた。 「なー、あいぼー、フーケを捕まえられると思ってるのかー?」 出発までの僅かな時間に、ディアボロは厨房で料理をしこたま食らっていた。 特別に作ってもらった特大のピッツァを一秒で食べ切り一息突く。 「ふぅ……フーケが本当にその場所に居たら。の話だがな」 「馬で四時間って事は、往復で八時間って事だろ?腹は大丈夫なのかよ?」 「それを何とかするために、今食事しているんだが?」 料理を次々に平らげながら、先程U字禿が言い掛けた言葉を思い出すディアボロ。しかしそれにしても大食いってレベルじゃねーぞ (ガン何とかか……あの禿は何を言おうとしていたんだ?) あの時、ディアボロはただ黙って立っていただけでは無い。 目だけを動かして観察+耳で周囲の情報を聞いていたのだ。 (まあ、考えても詮無き事か) そんな事を考えながら、デルフリンガーを鞘に収め、コック長のマルトーに向かって歩き出す。 彼の目論見通りに、ギーシュとの決闘後、厨房の連中はディアボロの事を『我らの剣』と尊敬していた。 シエスタやコック長のマルトー等は一種の信者である。 歩いてきたディアボロの姿を見たマルトーは嬉しそうに叫ぶ 「おお!ディアボロじゃないか!何か用でもあんのかい?」 「馬車の中に食べ物を置いてもらえないだろうか?」 「おう!お安い御用さ!今度は貴族の泥棒を捕まえるんだって?頑張ってくれよ!」 土くれのフーケがどんな強さかはディアボロには分からないが。 取り敢えず餓死の危険性が少なくなった事にホッとした。 そして、重要な事を思い出したディアボロ (任務は『破壊の杖』奪還だったな・・・・・・マルトーにもう一枚DISCを預けて行くか) <<前話 目次 次話>>
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そして、アルヴィーズの食堂の大きなホールでフリッグの舞踏会が開催された。 着飾った生徒や教師達が、豪華な料理が盛られたテーブルの周りで話している。 舞踏会なんぞ如何でも良かろうなのだー!なディアボロではあったが、豪勢な料理が出ると言う言葉に惹かれてやって来た。現金な物である。 相変わらず服装はそのままであり、貴族の連中から奇異の視線を浴びせられているが、馬耳東風な感じで料理を次々に平らげて行く。 補充より多い消費の速さに目を白黒させながらも働くメイド達。 途中で、黒いパーティードレスを着たタバサと早食いを競い合い、タバサの舌に苦い敗北を味合わせたりした。 そんなこんなで、めぼしい物は殆ど食べ尽くしてしまった事に息を吐くディアボロ。 舞踏会から抜け出て部屋に戻ろうか考えている最中。 ある男がやって来た。 「何の用だ……?」 その男は言葉に反応する事無く、ディアボロの超至近距離まで近付くと、何かを耳打ちする。 「……………」 「ふん?」 伝え終わるとそのままホールから抜け出して行った、女垂らしの彼には珍しい事である。 顎に手を当てて何かを考えていたディアボロだが。 そこに、このパーティー最後の主役であるルイズが姿を現した。 「ヴァルエーリ公爵が息女。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢のおな~~り~~!」 門に控えた呼び出しの衛士が仰々しく告げる。 で、問題のルイズと言うと、ぶっちゃけ美しいとしか言えない。 長い桃色の髪を纏めて、白のドレスに身を包んだ姿。 普段でも黙ってさえいれば感じられるルイズの高貴さみたいな物を効果的に演出し、小さな顔を輝かせている。 ロリが好きな人達には大人気だろうな。と適当にディアボロが考えながらも料理を口に運ぶ。 そして、ホールでは貴族達が優雅にダンスを踊り始めていた。 ルイズの周りにもその姿と美貌に驚いたロリコン達が群がり、盛んにダンスを申し込んだ。 しかし、ルイズはその申し込み全てを丁重にお断りしている。 「……楽しんでるみたいね」 皿に残っている料理の一欠けらさえも舐めるように食べ続けるディアボロを見て、皮肉気にルイズは言った。 「そうだな」 ディアボロは適当に相槌を打ちながらも、残っている料理があるかどうか周りを捜し続けている。 ………意地汚いと言うレベルではない。 (豪勢と聞いていたが……味はともかく量が少ないな…) などと考えているディアボロに、ルイズはスッ、と手を差し伸べて来た。 顔のパーツ全部を真っ赤にして、途切れ途切れな言葉を口にするルイズ。 「踊って、あ、あ、上げても、よよよ良くってよ? ……勘違いしないでよね!あんたと踊りたいわけじゃなくて、相手が居ないから仕方無くなのよ!」 少しでも気を抜けば憎まれ口を叩き出しそうになる舌を気合で押えたダンスの申し込み。 だが、肝心のディアボロはと言うと (チッ…料理が見当たらん) 完全にスルーされて、プッツンきたルイズ 「なによなによ!ご主人様の頼みが聞けないわけ!?ちょっと!ディアボロ聞いてんの!?」 料理を探すのを止めて、高貴な貴族から何時ものルイズに戻るのを面白そうな顔で眺めているディアボロ。 肩で息をしているルイズ。罵倒の言葉が出尽くしたのだろう。 ふぅ、と溜息を一つ吐くと。 「まあ良いわ……あんたの言った事信じてあげる」 いきなりの言葉にディアボロは率直な疑問を言った。 「何の事だ?」 「別の世界から来たって言った事よ」 「証拠も無いのに信じるのか?」 「確かにそうだけど……あんた言ってたじゃない、使い魔を信じてみるものだって。」 そこまで言ってから、ルイズは少し俯いた。 「………元の世界に帰りたいと思ってる?」 元の世界には、ディアボロが居なくなった事を心配している者が居るかもしれない。 ディアボロも、待っている者の所に帰りたいかもしれない。 ルイズ自身も見も知らぬ別の世界に、いきなり召喚されたら帰りたいと思うのが普通だと思っている。 何時かディアボロは、自分の元から消えてしまうのではないかとの不安も込められた その言葉にディアボロは 「いや……帰りたいとは思っていないな」 この世界に来てから起こった様々な出来事を思い返しながら喋った。 この世界への興味、それに、ルイズの成長を期待しているディアボロには帰ろうとする気は無い。 そもそも、元居た世界には彼を待っている者などは一人も存在しない。 予想外のディアボロの言葉に、顔が真っ赤になるのを感じたルイズは、バッと顔をうつむけた。 そして、熱が引くのを待ってから、顔を上げ今日一番言いたかった事を伝える。 「その、えっと……フーケのゴーレムから助けてくれて、あ、ありがとう」 そのまま恥ずかしそうに走り去って行くルイズ。 それを見たディアボロは苦笑しながらホールから出て行こうとした、その時。 服がくいくいと言うような調子で引っ張られた。 何だ?とディアボロが振り向くとその先にはタバサの姿。 「リベンジ」 その手が指差す方向にはサラダの山があった。 どうやら早食い勝負の再挑戦がしたいようである。 「ふん……良いだろう」 そんなに時間は掛からないだろうと思いディアボロは承諾。 面白そうな顔をして見守るキュルケが開始の合図をする事になった。 ………この世界に来て日が浅いディアボロは知らない事だが。 サラダに入ってる野菜――――『はしばみ草』、それは毒物級の不味さを誇る、学院一嫌われている料理。 何も知らずに食べた女生徒が失神して、そのまま医務室に直行したと言う逸話さえもある程だ。 ディアボロの顔を見たタバサの顔に微妙な黒い物が浮かぶ。 (私の勝ち) 例えどんな早食いが出来ようとも、この不味さには耐えられないだろうと思い勝利を確信する。 何とも腹黒い。 「準備は良いわね?スタート!」 キュルケの号令と同時に、サラダにフォークを突き刺して口に運ぶタバサ だが、一口食べ終えた所で 「私の勝ちだな」 予想外すぎる声が聞こえた 珍しくも慌てたタバサが急いで隣を見ると、そこには空っぽになった皿+涼しい顔をしてホールから抜け出るディアボロの姿。 何かイカサマをしたのではないかとキュルケに詰め寄るが。 「ディアボロはちゃんとサラダを食べたわよ?」 ディアボロがイカサマをやっていないと知って更に愕然とした。 言い知れぬ敗北感を感じながら、タバサはサラダの山と共に崩れ落ちた。 ………知り合ってからまだ日が浅いタバサは知らない事だったが。 ディアボロは腐ったピッツァや消し炭と化した料理さえも食べ尽くせるのである。 苦いだけのサラダなど物の数ではない。むしろ食えるだけでもありがたやであった。 <<前話 目次 次話>>
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慌てて立ち上がったルイズの目にもそのゴーレムが映った。 「ななな何!?まさかミス・ロングビルが土くれのフーケだって言うの!?」 (ゴーレムを作られたか……ヘブンズドアーのDISCで今更特殊能力を封印しても意味が無いな) 「そうだ……お前はこれを持って早く逃げろ」 テンパり具合が酷いルイズに冷静に答えながら紙から何かを出して渡す ルイズの手に渡されたそれは『破壊の杖』だった。 その声と杖の重みに多少冷静さを取り戻したルイズが叫ぶ。 「何言ってんの!?あんたはどうするつもりなのよ!」 「私はあのゴーレムの足止めをする」 そのままデルフリンガーの鞘を抜くと、フーケのゴーレムに歩いて行くディアボロ。 少し散歩しに行く程度の気概で挑む姿には、何の気負いも無い。 後ろでルイズの叫び声が聞こえた気がするが無視する。 ルイズが廃屋の中に飛び込んでから数瞬、キュルケとタバサは小屋から飛び出た人影が巨大なゴーレムを作っていくのを見ていた。 「あれが……フーケのゴーレム・・・・・・ってかあの人って、明らかにミス・ロングビルよねタバサ?」 「間違い無い」 「それじゃあ、じっとしてる場合じゃないわよ!」 辺りに指笛が響き、続いてバッサバッサと羽ばたきながら出て来るシルフィード 「ゴーよ!ゴー!」 キュルケとタバサを乗せた風竜はゴーレムに向かって勢い良く羽ばたく ディアボロは面白そうにゴーレムを見つめながら歩いている。 「ギーシュのワルキューレを軽く超える物を作るとは……さすが、トライアングルメイジ」 「なあ!如何すんだ相棒!?」 鞘から抜いたデルフリンガーが慌てた声で叫ぶ。 「足止めをすると言ったが?」 「あのゴーレムの大きさを見ろよ!?正気なのか!?」 確かに目の前のゴーレムは物凄い大きさを誇っている。 少し足を止めて顎を手で摩りながら喋るディアボロ。 「まあ……あのゴーレムを倒す手段なら幾らでもあるがな…取り敢えずは足止めだけだ」 「足止めなんかしないで、その倒す手段を使えよ!」 「嫌だ」 「何で!?」 「勿体無い」 デルフリンガーの中でディアボロの言った事が繋がる。 (嫌だの後に・・・勿体無い・・・つまり『勿体無いから嫌だ』って事か、納得だぜ!) 一瞬納得しかけたが、すぐに先程以上の大声で叫び始める。 「ハァァァァァ!?『勿体無いから嫌だ』って何言ってんだァ!?狂ってんのかこの変態!?」 「そう騒ぐな……来るぞ」 その一人と一振りの目の前では。 30メイルのゴーレムがこっちに向かって動き出したのが見えた。 「こんなのが『使い手』なんて嫌だー!クーリングオフしてくれぇ!」 「黙れ」 漫才をかますディアボロ達の目の前でゴーレムが腕を振り上げ――― バゴォン! 巨大な破壊音が響く。 原因はゴーレムの右腕がディアボロを殴ったからだ 辺りに土砂が舞い上がり、腕の先にはクレーターが出来あがっていた。 常人ならミンチ確定。それはフーケにもわかっている。 「もう終わりかしら?」 身の程知らずにも掛かって来た平民の変態に哀みと蔑みが混じった表情を向ける、が。 切断音と同時に――――いきなり、何の前触れも無しにゴーレムの手首が斬り飛ばされる。 「!?」 驚くフーケの視線の先。 砂に帰ったゴーレムの手首の跡から、何事も無かったかのように現れるディアボロ。 無傷ではない、だが、30メイルもあるゴーレムの攻撃をくらったにしてはあまりにも傷が軽すぎる。 自分のゴーレムの一撃に平民が耐えた。そのありえない現実に絶句するフーケ。 一見しただけでは余裕の表情のディアボロ。 だが、今の攻撃で彼はフーケのゴーレムを過小評価していた事を知った。 (少し侮りすぎたか・・・・・・ローリング・ストーンズの罠程とは言えないが、中々の攻撃力だ。足止めだけをしている余裕は無いようだな) 死ぬ程の傷では無いと言え、もう3,4回直撃をくらったらどうなるか分からない。 しかも切断した手首の先に土が集まって再生を始めて行くのが見えた。 DISCの無駄な使用は避けたいディアボロは、やや慌てながらもゴーレムを見る、しかし、件の土人形は何故か動こうとしない。 どうやらゴーレムの攻撃に普通に耐えたのが予想外すぎて、フーケは茫然自失となっているようだ。 このまま、間を置かないで攻め続けた方が良いと判断する。 「どうした?続けないのか?」 嘲るように笑いながらゴーレムに向かって再度歩き出した。 それを呆然と見ていたフーケは、歩いてくるディアボロの傷が治っていくのに気付く。 (理解不能理解不能理解不能!?) 自身の理解を超えた男に恐怖の表情を向ける。 「ば、化物!?」 「ふん?薄汚い盗賊にそう言われるとは私も心外だな」 ディアボロは大袈裟に肩を竦めるが歩みは止めない。 「このおぉぉ!」 恐怖を怒りで紛らわし、もう一度ゴーレムに攻撃させるフーケ 今度の攻撃は――足、それも鉄に錬金させている。 異常にタフなディアボロと言えども一撃で半死半生に追い込まれかねない。 しかし、それを見ても、ディアボロは余裕の表情を崩さなかった。 何故なら (ピストルズはゴーレムを狙う可能性があるな・・・・・・良い角度だしアレを使うか) ゴーレムの肩に乗ったフーケとの直線状に移動して、間に何の遮蔽物も無い事を確認したディアボロが紙からDISC発動をしようとする。 それはザ・ハンドのDISC!空間を削り取る事によって、フーケを自分の傍に引き寄せるのがディアボロの考えていた事だった! (あいつ等が居るから全体攻撃DISCは使えん、切り札は勿体無い。 なるべく無駄な消費は避けたかったが・・・・・・そうも言ってられんな) 足で踏み潰される一秒前には発動が間に合う事が分かっている。 ガオン!から 空間をけずるとる!……するとお~~~~っ!をして ディアボロの勝利!フーケ編完!と言いたい所だが。そうは問屋が卸さなかった。 <<前話 目次 次話>>